そこで今回の本題は「ハムスターが痩せる原因とは何か」です。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
ハムスターが痩せる原因は夏バテによる食欲減少、もしくは病気によるものの二択。
夏バテ、病気になるとどうなるのかということとその対策を紹介したいと思います。
ハムスターが痩せた原因は?
夏バテが原因かも
ハムスターが夏に体重が減った場合は主に夏バテが考えられます。
夏バテの症状は主に食欲が無くなる、水をよく飲む、呼吸が荒い、巣箱で寝ずにゲージの底でぐったりとしている、攻撃的になる、ほお袋に詰め込まなくなったなどです。
ハムスターはネズミの仲間なので本来ならば地面に穴を掘り、その中で暮らしているうえに警戒心が強い生き物です。
それなのに巣箱の外で寝ているということは安全だと思っている自分の家にさえ暑くていられないということなのです。
病気が原因かも
飼い主が意図して行ったダイエットの結果で痩せたのなら全然問題ないのですが、そうではなくご飯の量も変えてないのに痩せてきたとなれば注意が必要です。
この時、飼い主さんが一番にすることはきちんとご飯を食べているかどうかの確認です。
たとえお皿の中に無くてもどこかに溜め込んでいることもあります。
確認することで何かしらの原因で食欲がないか、食べることが困難だと判断することが出来ます。
この場合の病気は風邪などの感染症の病気、胃腸などが働いていない消化器官の病気、癌などの腫瘍の病気。
そして不正咬合、つまり歯が伸びていて噛み合わないので食べたくても食べられない歯の病気が考えられます。
ハムスターが痩せた場合の対策はあるの?
夏バテの場合はゲージをクーラーの下など涼しいところに移動させたり、氷をあげたり、ミカンやスイカ、梨などを冷やしてあげるといいでしょう。
これらは全て筆者がハムスターを飼っていたとき実際にやっていたことなのですがとても喜んでくれました。
しかしあげすぎると糖尿病になってしまうのでほどほどにしましょう。
他にも床材を通気性のいい紙のものにすると熱がこもりにくく、夏バテになりにくいのだそうです。
このことは筆者は知らなかったです。
今はいないのですがまた迎える機会があれば実践し、快適に過ごしてもらおうと思います。
そしてハムスターの飼育適温は20~25度です、28度を超えると夏バテが一気に進み最悪熱中症になってしまうのでしっかりキープしましょう。
また病気の対策は日頃から食事など健康に気をつけるということしかないでしょう。
もし病気が見つかったとしても治す治療薬があるわけでもないですし、体が小さいため手術で治すということも出来ません。
しかしハムスターが病気のになる理由として「体温の低下」が大きく影響することは間違いないので飼育適温を維持することと日頃の健康管理が一番の対策でしょう。
ですが不正咬合は普段からがじり木などの歯を使わせるための専用グッズがあるので忘れずに購入し、与えることで防ぐことが出来ます。
我が家ではトウモロコシ乾燥させた硬いものをあげていました。
ハムスターが痩せた原因と対策!【まとめ】
ハムスターがいきなり痩せる原因は夏バテによる食欲減少、もしくはご飯が食べられないか食べても栄養になっていないなどの病気が原因。
対策としては夏バテの場合、部屋の温度を20~25度にすること、氷や冷やした果物を与える。
病気の場合は普段からしっかり体調を管理してあげることだということがわかりました。
また生き物の体重が減るということは「生きるためのエネルギーを使っている」、または「摂ってはいるけど吸収されていない」、「摂った量より消費する方が多い」ということなので実はとても危ない状況だったりします。
実は筆者はハムスターを飼うまでハムスターも人間と同じく夏バテをすることを知りませんでした。
けっこう動物のことは知っているつもりなのでしたが勉強不足だと実感しましたね。
しっかり自分で調べることはとても大切ですね。