実は野生で生きている大体の生き物は昆虫を食べます。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
ではペットとして飼われているハムスターにも昆虫をあげるべきか否か。
結論からいってしまうとハムスターにコオロギなどの生き餌はむしろ出来たらあげるべきです。
ではなぜあげるべきなのか、そしてその与え方を今回はご紹介していきたいと思います。
そもそもハムスターに虫等の生き餌を与えていいの?
冒頭に書いてあるとおり、必要です。
むしろ与えるべきです。
逆にハムスターにコオロギやミルワームなどの生き餌は与えるべきものです。
その理由はタンパク質が必要だからです。
ハムスターがなぜタンパク質が必要なのか、それはハムスターが雑食だからです。
完全な草食なら取らなくとも大丈夫なのですが雑食である以上、健康に生きるためにはタンパク質が必要になってくるのです。
様々な昆虫の生き餌がありますが筆者はハムスターにあげるならコオロギよりもミルワームの方がいいと思います。
それは何故かというと、ミルワームの方がタンパク質が豊富だからです。
そもそもハムスターに生き餌を与える理由はタンパク質を与えるためなので、なるべく多い方がいいです。
足するとどうなるの?
では逆にタンパク質が不足するとハムスターは一体どうなるのか、見ていきましょう。
ハムスターの体からタンパク質が不足してくると毛が抜けたり、成長しなくなったりしてしまいます。
またハムスターの本能がタンパク質を補充しようと人間の手を噛み始めたり、多頭飼いしていたり子供を育てている場合は共食いや子食い、つまり仲間や子供を食べてしまうということが起きてしまいます。
またそのタンパク質不足による行動がはっきりと見られるようになるのは成長期、発情期、繁殖期などエネルギーが多く使われる時期です。
このような時期はとくにタンパク質を必要とするので普段からあげているのであればそれ以上に与えてあげる必要があります。
ハムスターに生き餌、どうやって与えればいいの?
ではなぜハムスターに昆虫の生き餌が必要なのかということがわかったところで最後にどうやって生き餌を与えればいいのか、解説していきたいと思います。
まずミルワームについてです。
ミルワームはハムスターと一緒で穀物を食べる生き物で、前にも書いてあるとおり高タンパクなのが特徴です。
よくトカゲなどの爬虫類のご飯として食べさせることもあります。
そして食生活がハムスターと一緒なため、ミルワームは消化しやすく体への負担も少ないのです。
なので病気で弱っているハムスター、高齢のハムスターにもオススメです。
ではどのくらいの量を与えればいいのか見ていきましょう。
ゴールデンハムスターやキンクマハムスターなどの大型の種類は3日に1回3~4匹程度。
そのほかのジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターなどは3日に1回1~2匹程度で十分と言われています。
しかし種類や個体差によっても変わりますのであくまでも目安です。
ハムスターに生き餌は与えていいの?【まとめ】
ハムスターに生き餌はむしろあげるべきでコオロギよりミルワームの方がタンパク質が多くオススメ。
ハムスターからタンパク質が不足すると毛が抜けたり、成長しなくなったりします。
そして与える量は大型の種類は3日に1回3~4匹程度、その他の小型などは3日に1回1~2匹程度で十分だということがわかりました。
筆者はハムスターを飼っていたときミルワームなどを直接あげたことはないのですが、とくに毛が抜けたりといったことはなかったのでご飯などで補充していたのか、そんなに必要がなかった子だったのか。
またハムスターを飼育するときは与えてあげたいと思います。