見たことがある人はとても危険だからやめさせたいなと思うかもしれません。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
しかし結論からいうとやめさせることは出来ません。
なので飼い主さんの方で出来ないように対策をする必要があります。
そこで今回はうんていをするとハムスターにとってどんな危険があるのか、オススメゲージ、すぐに変えられないという人のための応急処置の方法をご紹介したいと思います。
Contents
うんていをするとハムスターにどんな危険があるの?
ハムスターは外に出たいという気持ちが強い生き物です。
部屋の中でお散歩をする通称「部屋んぽ」をする習慣がついているハムスターの執念は凄まじく少しでも可能性があれば何度でも挑戦し、失敗しても何回でも繰り返します。
それに加え金網ゲージだとどうなるのか、壁を伝い天井まで行ったハムスターはそのまま横へ移動しうんていを始めます。
さらにそこから1回でも脱走が出来てしまうと「ここから外へ出られるのか!」と学習し、何度も繰り返します。
そしてうんていをしているところを見ていたことがある飼い主さんならわかると思いますがうんていをするとハムスターはかなりの確率で落ちます。
無傷でそのまま落ちてくれるならいいのですが落下したときに打ちどころ悪かったりや落ちるときに足が引っかかってしまったりすると脱臼、または骨折の危険があります。
最悪の場合、背中や頭を強く打ってしまい首の骨が折れて死んでしまうこともあります。
実際にうんてい中に落ち、何らかの怪我をして死んでしまったハムスターもいるようです。
書いてるだけですが恐ろしくなってきました。
また前に書いてあるとおりハムスターは失敗しても何回でも挑戦します。
今回はたまたま無傷だったとしてもいつかは怪我をするかもしれないというわけです。
それじゃあハムスターにはゲージは何を使えばいいの?
じゃあ金網ゲージじゃなくてどんなゲージを使えばいいの?と考えると思うので、ここからはどんなものがあるのかを解説していきたいと思います。
1.プラスチックタイプのもの
プラスチックでできているゲージは他のものと比べて軽いため扱いやすく、側面が覆われているため保湿性にも優れています。
ハウス、エサ入れ、給水ボトルなど必要なものがセットになっているものも多く、「お家はこれで、給水器はこれ」と悩む必要もありませんし、ロフト付きだったり二階建てだったりはたまた回転メーターがついているものもあったりと飼い主さんもハムスターも楽しめるユニークなものが数多くあります。
2.水槽タイプのもの
水槽タイプのものは側面に網がないため登って怪我をしたり、網部分をかじって起こる不正咬合も起きません。
そのうえに全てが透明のアクリルやガラスで覆われているため、中の観察や写真撮影などハムスターをしっかりと見ることができます。
しかし網が少ないかわりに他と比べて通気性が悪いというデメリットがあります。
そんな急に変えられないよ!どうすればいい?
でもそんなこと言われて今はお金がないから急には買い換えられないよ、という人にハムスターをうんていをさせないためのひとまずの応急処置を教えたいと思います。
あくまでも応急処置なので「これでなんとかなりそうだからいっか」ではなくきちんと買い換えてあげてくださいね。
応急処置の方法はハムスターが届く範囲の高さまでツルツルするプラスチックの板などを貼り登れなくする、ゲージ内の設置物を動かす、落ちた時の衝撃を和らげるために床材を増やす。
この3つです。
ハムスターがゲージを登る原因と対策!【まとめ】
ハムスターがゲージを登る「うんてい」をすると落下した時に脱臼や骨折、打ちどころが悪ければ最悪首の骨を折って死んでしまいます。
それを防ぐためにはゲージを網が少ないプラスチックタイプのものや水槽タイプのものに買い換える、しかしすぐには変えられないという人はハムスターが届く範囲の高さまでツルツルするプラスチックの板などを貼り登れなくする、ゲージ内の設置物を動かす、落ちた時の衝撃を和らげるために床材を増やすという応急処置をして対策をしてあげるということがわかりましたね。
ハムスターの脱走に関する執念は凄まじく飼い主さんの想像以上の無茶をすることだってありえるのでハムスターのためにも「うんていをすることができない」環境を作ってあげて下さいね。