人間が便秘になったときはこんにゃくやゴボウなどを食べます。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
ではハムスターが便秘になったときは何を食べさせればいいのか、それはレタスやサツマイモなどの食物繊維がある野菜です。
今回はハムスターが便秘になったときの症状と原因、それと便秘と間違えやすい病気を解説していきます。
ハムスターが便秘になるとどうなの?
まず最初にハムスターが便秘になるとどういう症状が現れるのか、見ていきましょう。
ハムスターが便秘になると一番目立つ症状はウンチの量が極端に少なくなるということです。
しかしハムスターのウンチは小さく、沢山するのでパッと見ただけでは便秘になっているのかわかりませんがもしトイレスペースでだけウンチをする綺麗好きなハムスターなら毎日どれくらいウンチをしているのか把握しやすいかもしれません。
なので健康管理をするためにも出来たらハムスターにトイレスペースを覚えさせたいところですが、ゴールデンハムスターは覚えられてもジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターは覚えられないというのが現状です。
しかしウンチの量だけではなく、硬さや水分があるかどうかでも便秘なのか判断することができます。
その場合ウンチの大きさは小さくなり、色は黒くなります。
トイレスペースにしないハムスターの場合はこういった特徴をよく覚えておき、毎日観察しましょう。
ハムスターが便秘になる原因は?
そして次にハムスターが便秘になる原因をご紹介します。
ハムスターが便秘になる原因は運動不足や水分不足などがありますがやはり一番多く最も最初に考えられる原因は人間と同じで食物繊維が不足しているからですかね。
食物繊維が不足で起こる便秘はご飯にそもそも食物繊維が足りない、もしくはハムスター自身の好き嫌いが激しいということが主な理由になります。
好き嫌いは難しい問題ですが、ご飯が原因ならば簡単に解決することができます。
その場合は消化しやすいように茹でたサツマイモや水々しいレタスなど一般的に食物繊維が多いとされるものをあげましょう。
また人間用の便秘薬をあげる人もいるみたいですがハムスターと人間の体の大きさや腸の作りのことを考えるとあまりオススメ出来ません。
そして胃腸の調子を整えるといえばヨーグルトを思い出す人もいると思いますが、ハムスターにあげても実はあまり効果がありません。
それは何故かというとハムスターの胃は二つに分かれているからです。
もし乳酸菌などを増やすためにあげているのであれば小動物用のサプリメントをあげるほうが効果的でしょう。
便秘と間違えやすい病気はあるの?
そして最後に便秘と間違えやすい病気をご紹介したいと思います。
ハムスターがうまくウンチできていない場合に考えられる病気は「腸閉塞」です。
腸閉塞も便秘と同じくうまく排便出来ない病気なのですが、便秘と決定的に違うのは直接命に関わってくることが多いということです。
腸閉塞になる原因は水分を吸収し固まるタイプのトイレ砂、トイレットペーパー、タオルや布類などの消化出来ないものを食べてしまうことです。
間違えて食べてしまわないように注意し、もし腸閉塞かなと思ったら迷わずに動物病院へ行きましょう。
ハムスターが便秘の対処法!【まとめ】
ハムスターが便秘になると極端にウンチの量が減ったり、色が黒くなったり、大きさが小さくなったりという変化があり、原因は大体が食物繊維の不足。
そして便秘と間違えやすい病気として「腸閉塞」があるということがわかりました。
便秘になる原因のところで筆者は「一般的に食物繊維が多いとされるものをあげましょう。
」と書きましたが、人間には全く害がなくてもハムスターにとっては気をつけてあげなきゃいけないものも中にはあります。
なので与える前に自分の憶測ではなくしっかりと自分で調べてからハムスターにあげましょうね。