フェレットは夜行性?寝る時間や活動時間と飼育方法!

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フェレットって、寝て、起きて、トイレして、ご飯食べて、1日何回か部屋で、しばらくしたらまた遊んで、寝て、起きて、トイレして……と、毎日数時間おきにこれを繰り返しています。

でも本来はどんな生活スタイルの動物なのでしょうか。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

フェレットの寝る時間や活動時間はどのくらい?
どんな飼育方法が適しているかも考えてみましょう。

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目次

フェレットは基本的には夜行性だけど

フェレットはイタチ科の動物です。

イタチは基本的に夜行性ですが、日中でも活動することが多く、完全な夜行性と言い切れる動物ではありません。


フェレットも、そういう点はイタチと同じです。

うちのフェレット達も、私が起床すると一緒に起きて、私が仕事に出るまでの時間は部屋で遊んでいました。

休みの日は、昼間でも起きて遊んでいたし、逆に私達が寝ると一緒に寝ていました。


そして、私達が夜更かししていると、夜中でも起きてきて、「出して」と、ケージの中からアピールしてきました。

フェレットは人間の生活リズムに合わせて寝起きするようになってきます。

フクロモモンガのように完全な夜行性の動物よりは、飼いやすい動物だと言えるでしょう。

フェレットが寝る時間や活動時間はどのくらい?

冒頭で書いたとおり、フェレットの生活は、寝る、起きる、トイレ、ご飯を5時間ほどのサイクルで繰り返します。

夜行性というよりも、24時間このサイクルを繰り返すのが自然ではないかと思います。

寝る時間は、一度の睡眠としては、3~4時間ほどです。


そのくらいで一度トイレに起きて、ご飯を食べたり、部屋で遊んだりすることもあれば、トイレが済んだらまた眠ってしまうこともあります。

1日のトータルで表すと、寝る時間は19時間、活動時間は5時間ほどでしょうか。

1〜3歳くらいまでの若いフェレットなら、これよりも3時間くらい活動時間が増えることもあります。

逆にベビーやシニアになると、20時間以上寝る時間が増えることもあります。

ただ、数時間おきに目を覚ましてチョロチョロ動き回るので、実際は起きている時間が長く感じるかもしれません。

もしもトイレにも起きずに5時間以上眠っているようなら、体調が悪いかもしれません。

また、1時間ほどで起きてトイレを繰り返すのも少し気になります。

下痢をしていないかなども、見てあげてくださいね。

飼い主さんも無理のない飼育方法とは

フェレットが夜行性だからと言って、飼い主さんが夜型の生活をする必要はありません。

フェレットの飼育方法はとてもシンプルです。

*1日2回は部屋で遊ばせよう

仕事をしている方なら、朝起きてケージの水やフードを替えて、寝床を整えながら自分の準備をすると思いますが、その間、フェレット達をケージから出してあげましょう。

飼い主さんが出かけるまで遊ばせてあげれば、仕事から帰るまでフェレット達はケージの中で待っています。

少し早起きが必要になりますが、1時間ほど遊ばせてあげられればベストです。


帰宅したら、朝と同じようにお世話をしながら、またフェレット達をケージから出してあげましょう。

できれば今度は、フェレットが眠るまで遊ばせてあげられると良いですね。

人間にも色々と都合がありますが、仕事の間ケージで待っているフェレットのために、できるだけ遊ばせてあげたいな、と私は考えていました。

フェレットは遊ぶことが大好きです。

極端に飼い主さんが無理をする必要はありませんが、1日2回は最低でもケージから出して遊ばせてあげられると良いですね。

*フードは切らさないように

フェレットは気が向けば、いつでもご飯を食べます。

犬のように、あればあるだけ食べるというのではなく、お腹がいっぱいになれば食べるのをやめます。

小さい身体で消耗も激しいので、常にフードはケージの中にある状態にしてください。

また、できれば水は、給水ボトルと、ケージに取り付けられる水入れを併用してください。

フェレットは時々、なぜかフードやおもちゃを水の中に入れたりします。

水で遊んでしまって、掻き出す子もいます。

うちのフェレット達は給水ボトルの水を飲むとむせたりしたので、水入れと併用していたのですが、水入れの水が飲めない状態になっていることがありました。

留守中に水がなくなるのは危険です。

フードと水はフェレットの生命線です。


水は確実に飲める状態にしてあげてくださいね。

*夜は暗く、朝は朝日が浴びられる生活がベスト

人間の生活リズムに合わせることができるフェレットの飼育方法は、それほど難しくありません。

しかし、どんな生活スタイルだとしても、日照時間や朝日を浴びられる生活を心がけていただきたいと思います。

できれば夜の10時から朝日が出るまでは、真っ暗な環境がベストです。

そして朝日が昇ったら、日の光に当ててあげてください。

フェレットはほとんどが生まれて間もなく、去勢・避妊手術を受けます。

そのせいでホルモンバランスが崩れやすく、副腎疾患になりやすい傾向があります。

これを少しでも回避するために、日照時間の調節が必要です。

最低でも、朝日だけは必ず浴びさせてあげてほしいと思います。

フェレットは夜行性?【まとめ】

・フェレットの本質は夜行性だけど実は全日性で活動する
・寝る時間は平均19時間前後
・活動時間は平均5時間前後
・飼育方法1:1日2回以上部屋で遊ばせよう
・飼育方法2:ケージの水とフードは絶対切らさないようにしよう
・飼育方法3:夜の10時から部屋を暗くし朝は朝日を浴びさせて

フェレットは夜行性だということで飼うことをためらっている方がいたとしたら、全く心配はありません!
フェレットは柔軟に人間の生活リズムに合わせてくれます。

日照時間、水、フード、遊びを大切にして、フェレットを健康に保ってあげてくださいね。

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