フェネックは飼うのが難しい？値段と購入場所は？

フェネックを飼うのが難しいと言われる理由として、①売っている場所も少なく、値段が高い②お世話が大変なのでむずかしいという2つの理由があります。

*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

フェネックはペットショップ、ブリーダー、里親からの入手が可能ですが、そもそもフェネックを取り扱っている店や里親は少なく入手が難しいと言われています。

また、フェネックの値段は50～120万円が相場と言われているとても高価な動物です。

個体がメスであれば、値段はさらにあがります。

そのため、買うことそのものが難しいとされています。

それらの理由から飼っている人が少なく、正しい飼育方法が分からなかったり、しつけをしても覚えることが出来ないと言われていることからも、飼育が難しいと言われています。

フェネックは飼うのが難しい？

「フェネックを飼いたいけどハードルが高い気がする…」
そう思っている方もおられるとおもいます。

フェネックは小柄で一見簡単に飼うことが出来そうですが、はっきり言えば、飼育できる一般的な動物の中でもハードルは高い方だと思います。

その理由としては以下の2つ。

この2点について説明していきます。

フェネックの値段と購入場所は？

飼うのが難しい1つの原因として、「売っている場所も少なく、値段が高いので買うことが難しい」ということがあります。

売っている場所としては①ペットショップ②ブリーダー③里親がありますが、元々の取り扱っているペットショップが少ないため、ブリーダーを探す方が良いかと思います。

値段の平均は以下の通りです。

フェネックの値段は購入方法によって大きく異なりますが、50万円～120万円が相場です。

外親募集を探すという手もありますが、里親でも50万円くらいは用意しておくと安心かもしれません。

また、オスは大人になるにつれて荒くなる傾向にあると言われているので、比較的大人になってもおとなしいと言われているメスの方が値段が高くなる傾向にあります。

フェネックのお世話が大変？

もう1つのハードルが高い点として「お世話が大変」という点があります。

フェネックは犬に似た一面がありますが、人から教えてもらったことを覚えることはできないため、トイレのしつけなどをすることは出来ません。

また、フェネックが快適に過ごすためには室温を25～30℃に保っておくために24時間エアコンを稼働させる必要がありますし、専用のえさがないためバランスの良い食事をさせるのが難しいです。

さらに、ペットとして飼育している人が少ないため正しい飼育方法が分かりにくいことや、フェネックを診てくれる動物病院がすくないことなど、飼うことを難しくさせる要素がたくさんある動物だと思います。

フェネックは小柄な体と比較するととても多い運動量が必要になります。

1日に1回は必ず部屋の中を自由に散歩させる時間を作り、リードやハーネスを使って外を散歩する時間も必要になります。

そのため、フェネックが自由に動き回れる部屋と、フェネックを散歩に連れていく時間が飼い主にあるかどうかが大切になってきます。

フェネックは飼うのが難しい？【まとめ】

フェネックは飼うのにハードルが高い動物ですが、犬と猫を足して2で割った性格ですのですり寄って来たり、そっぽを向いたりと飽きない動物です。

寿命も12年前後と長く、1度お迎えをすれば長く一緒に過ごすことが出来る良きパートナーになると思います。

しかし、購入価格かとても高価なことや、しつけが出来ないことなどもあり、とても飼いにくい動物でもありますので、覚悟をもって飼育を始めることが必要になります。

家族が同居している場合は、しっかりと家族と相談をして、責任をもって飼育できるかどうかを確認してから飼育を始めるようにしてくださいね。