それぞれにメリットとデメリットはありますが、①爬虫類ケージと②水槽がおすすめです。
ケージサイズは個体によって違い、床面積がとぐろを巻いた2~3倍が良いとされています。
ケージの掃除はどんな床材を使うかによって手間が変わり、1番楽なのは見栄えはあまりよくないですがペットシーツではないかと思います。
ケージの置き場所は温度に干渉しづらい場所でなおかつ冷暖房の設備がある、設置することが出来る場所で飼育すると個体にもストレスが少ない環境で飼育することができます。
Contents
蛇のケージレイアウト!おすすめのケージは?
蛇のケージを選ぶ際にはいろいろな種類があってどれが良いか迷いますよね。まずはメジャーなケージである①爬虫類用ケージ②水槽③衣装ケースについてご紹介していきます。
①爬虫類用ケージ
・見栄えが良い
・前日開きでメンテナンスやハンドリングが楽
・爬虫類用なので天井に保温設備を付けるところがある
・サイズが豊富
・天井も取り外しが可能
・重さが重く、丸洗いがしにくい
・値段が他のケージに比べて高価
・前開き部分のガラスが薄く、割れる危険性あり
②水槽
・見栄えが良い
・爬虫類用のガラスケージに比べて安価
・天井がまるまる開くのでメンテナンスが楽
・水槽に合うサイズの蓋がないことがあるので、サイズに合う金網を探すか自作する必要あり
・重さが重く、丸洗いがしにくい
・鍵などはついていない
③衣装ケース
・安価であるので代替を準備しやすい
・重さは軽いので丸洗いなどはしやすい
・加工が簡単に出来る
・ガラスケージに比べて見栄えは劣る
・保温器具を設置できるように加工する必要あり
・保温球などの熱で溶ける可能性あり
それぞれにメリットとデメリットはありますが、①爬虫類ケージか②水槽がおすすめなんではないかと思います。
丸洗いはしにくいですが、掃除も比較的容易ですし、なにより見栄えが良く、普通の水槽であれば安価で手に入れることができます。
筆者はコーンスネークの飼育に60×30の水槽を使用していますが、たまたま爬虫類用の金網の蓋があったので良いですが、サイズ展開はあまり広くはないようです。
また、コーンスネークとは言え金網を持ち上げるくらいの力はあるので、脱走防止のために蓋の上に重石を2つ乗せるようにしています。
蛇のケージに必要なサイズは?
蛇のケージに必要なサイズはその個体がとぐろを巻いた2~3倍と言われています。
また、ボールパイソンなどのように半樹上棲の蛇、グリーンパイソンのように樹上棲の蛇は高さも必要になるので、ショップの店員さんと相談しながらケージを用意するようにしましょう。
蛇のケージの掃除はどうやってやる?置き場所のおすすめは?
蛇のケージ掃除はどういった床材を使うかによって変わってきますので、メジャーなものを紹介していきます。
①砂系の床材
砂系の床材は排泄物がある部分のみを取り除くことで基本的な掃除が完了します。
ケージ全体の砂を交換する頻度は汚れ具合を見ながら月に1回は交換してあげるようにしましょう。
②チップ系の床材
チップの大きさにもよりますが、こちらも砂系の床材と同様に汚れている部分のみを取り除くことで掃除が完了します。
また、こちらも全体交換は月に1回くらいの頻度で行ってあげるようにしましょう。
チップが大きいものは床面まで排泄物が届いてしまっている可能性があるため、しっかりと確認して不衛生な環境を作らないように注意しましょう。
③シート系の床材
ペットシーツなどのシート系の床材は見栄えが劣る一方でメンテのしやすさは1番なのではないでしょうか。
基本的には汚れたシートを交換するだけで終了です。もし新聞紙やキッチンペーパーなど薄いシートを使う場合は床面の拭き掃除をしなければならなくなりますので注意しましょう。
置き場所は直射日光が当たりにくく、温度を左右しづらい場所が良いかと思います。
また、飼い主が住んでいる地域にもよりますが、爬虫類飼育にはエアコン管理がマストになりますので、エアコンが付いている部屋か暖房・冷房の設備が入る部屋で飼育するようにしましょう。
まとめ
爬虫類のケージレイアウトは床材を何にするか、流木などを入れるかどうかで大きく見栄えが変わってきます。
せっかくお気に入りの蛇をお迎えするのですから、かっこいい・かわいいなど自分の好みに合ったレイアウトがしたいですよね。
お迎えをする前にレイアウトについてもしっかりと考えてみたり、ネットやSNSで検索してどんなレイアウトにするかどうかを考えてみるのも楽しいかと思います。
レイアウトをする時に流木やレンガを重ねる場合には、蛇が乗ったときにレイアウトが崩れて蛇がレイアウトの下敷きになってケガをしないように十分に注意しましょう。