リクガメの外飼いをするには?メリットと気を付けたい注意点を解説!

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リクガメの外飼いができたらリクガメにとってとても良さそうだけど、実際はどうなのだろう?可能なのかな?と思ったことはありませんか?

リクガメを飼っている人なら一度は考えたことがあると思います。

種類にもよりますが、リクガメの外飼いは注意点に気を付ければ可能です。

太陽の恩恵をたくさん受けて自然に近い環境で飼育できるのが屋外飼育の一番のメリットでしょう。

まずは大前提として、室内飼育中のリクガメの外飼いをする場合には、少しずつ外に出す時間を増やすなどして徐々に慣らしてあげてください。

決して無理はさせないこと、これは大事なことです。

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目次

リクガメの外飼いのメリットは?

自然な日光を浴びることができる

リクガメは太陽光を直接浴びることでビタミンD3を合成し、カルシウムの吸収を助けます。

カルシウムは甲羅や骨の健康を維持するために必要不可欠です。

また、太陽光はリクガメの生活リズムを整える役割も果たし、健康的な日常生活に欠かせません。

広い活動スペース

外飼いにより、リクガメは狭いケージ内に限定されることなく、より広い範囲で活動できます。

これにより、リクガメは自然に近い環境で探索や運動を行うことができ、筋肉の発達や適切な体重の維持に役立ちます。

適度な運動は肥満の予防だけでなく、健康的な消化活動を促すのにも重要です。

自然の環境に触れることができる

自然の地面を歩くことは、リクガメの爪や関節の健康を保つのに役立ちます。

また、自然に生えている草を食べることができれば、栄養バランスが向上します。

さらに、自然の素材で作られた隠れ場所や登るための小山などを探索することは、精神的な刺激にもなり、リクガメのストレス軽減につながります。

環境の変化を体験できる

外飼いをすることで、リクガメは四季の変化を感じ取ることができます。

自然の温度変化や湿度の変動は、リクガメが本来持っている生物学的リズムに影響を与えます。

例えば、夏の暑さや冬の寒さを感じることで、冬眠のリズムを整えるのに役立ちます。

リクガメの外飼いにおける注意点

温度管理について

外で室内飼育のような温度管理はできませんが、日当たりの良い日光浴できるような場所の確保と、日陰になる場所にシェルターなどを設置してあげましょう。

ガラスなどの水槽や衣装ケースなどの中に入れたまま、特に蓋をしたまま、外に出しておくのは熱がこもって温度が上がりすぎてしまい危険なのでやめてくださいね。

リクガメが自分の意志で甲羅干ししたり日陰で寝たり、自由にうごけるようにしてあげるといいと思います。

うちのギリシャリクガメは、真冬以外は基本ベランダで飼育しています。

リクガメが隠れることができて日陰になるように設置してあるハウスのあたりに保温球をつけておくと、肌寒い日などそこで温まってから動き出します。

外敵から襲われないようにしよう

リクガメの外飼いで気を付けたいことのひとつに、外敵から襲われないようにすることがあります。

特に子亀の間は注意が必要です。

カラスやトンビなどの鳥がくわえて持てるサイズの場合は、ネットやよしずなどで覆うなど対策しておきましょう。

猫などもいたずらする可能性もありますので、侵入されないように気を付けてください。

うちはベランダで飼育していますが、小さい頃は特に鳥に注意して洗濯物や物干しスタンドを工夫して置くようにしていました。

大きくなった今は鳥たちが持って行けるようなサイズではなくなりましたが、それでもカラスなどがベランダに降りてこないように気を付けています。

脱走に注意しましょう

リクガメの外飼いをしてみるとわかりますが、リクガメはウロウロとたくさん歩きます。

またよじ登るのも大好きで果敢に挑みます。

そこは絶対に無理だよねという高さのレンガなどにも、しつこいくらいにチャレンジしてはひっくり返るなんてことは多々あります。

ベランダ飼育の場合は柵や塀をよじ登っているうちに転落してしまうことがあります。

お庭の場合は土をほっているうちに外側に出られてしまうこともあります。

うちの庭でギリシャリクガメの外飼いしている時に、囲ってあったブロックをよじ登って外に出てしまい、ご近所さんに道を歩いているところを発見してもらったことがあります。

思ったより遠くまで行っていてびっくりしました。

もう見つからないと落ち込んでいたので発見できた時は本当に嬉しかったのを覚えています。

リクガメを飼っている私はいつ見てもかわいいなと思いますが、大体の方はリクガメを見たことがないのが普通で、そんな方から見ると噛みつくかもしれないと怖がる対象の生き物なのだと認識させられた日でもありました。

リクガメの外飼いは脱走に要注意です!

リクガメは外飼いできる?【まとめ】

リクガメの外飼いのイメージはできましたでしょうか?

リクガメの種類にもよりますが、外敵と脱走に気を付けて、日光浴ができる場所と日陰で休める場所が確保できれば、お庭でもベランダでもリクガメの外飼いはできます。

まずは夏など温かい季節にチャレンジしてみてもいいかもしれません。

冬場は日光浴ができる以外にリクガメが暖を取り温まれる場所が必要なので、少しハードルが高く感じるかなと思います。

そんな場合、冬は屋内で夏は屋外で飼育するというスタンスでもいいと思います。

うちのギリシャリクガメは基本ベランダ飼育ですが、真冬や寒い日などはお部屋の中に入れています。

リクガメの外飼いをしてみると室内飼育では見たことのない行動力や新しい発見がたくさんありますよ。

何より太陽の光をいっぱい浴びて歩いているリクガメ本来の姿が見られるのは、飼育者の醍醐味ではないでしょうか?

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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