リクガメを愛するみなさん!
飼っているリクガメは毎日パクパクご飯を食べていますか?
リクガメがご飯を食べない時やいつものようにたくさん食べない時があると、どうしたのだろう?具合でも悪いのかな?と心配になりますよね。
リクガメがご飯をたべない時の原因や対策について調べました。
リクガメがご飯を食べない理由とは?
温度
リクガメがご飯を食べない時の原因でまず考えられることは、温度です。
飼育環境を今一度見直してみましょう。
飼育ケージ内がリクガメの種類に適した温度や湿度になっているかを確認してください。
体を温めて紫外線が当たるような場所と、シェルターなど隠れて紫外線をさけることができる場所はちゃんとありますか?
リクガメは温度が低いとご飯を食べなくなります。
温度が低すぎることで冬眠状態になってしまう場合もあります。
リクガメは変温動物なので体温が外気温に左右されますので、体温が調整しやすいような飼育環境がとても大事です。
温度が低くて食べない場合が多いので、食欲がないなと思ったらまず温度を確認しましょう。
ストレス
次に考えられるのはストレスが原因で食べないことがあります。
ストレスを感じるとリクガメがご飯を食べない場合があります。
- いつもと違う環境の中にリクガメを置いてみた。
- シェルターなどの隠れる場所がない。
- 飼育ケージが常に人が上からのぞき込む位置にある。
- 多頭飼いで相性が悪い。
- 床材を変えた。
これらのようなことでリクガメがストレスを感じていつものようにご飯を食べないことがあります。
リクガメは意外に環境の変化に敏感です。
ペットショップなどで購入してきて全く違う飼育環境で食欲がなくなる場合は多いと思います。
飼い始めに食べてくれないとほんとに心配してしまいますよね。
お店で購入する際はできればご飯を食べている様子を確認しましょう。
たくさん元気に食べているカメを選ぶことも大事です。
購入する際にお店の人に床材やご飯について聞いて、なるべく同じ環境にしてあげるとカメも安心するようです。
リクガメ飼育初心者の方の場合は最初慣れるまではそうした方が、ご飯を食べなくて心配になるリスクが減ると思います。
以前うちで飼っていたリクガメをおそらくストレスのせいで亡くしてしまったことがあります。
先住のカメと相性が悪かったのが原因でご飯を食べなくなり亡くなってしまいました。
今思えばこうしておけば良かったなど後悔することがたくさんあります。
飼っているリクガメを日々よく見て、変化などに気付き対応できるように、常に観察しておくようにしておくといいと思います。
その他に考えられる理由
メスでおなかに卵がある、食べたことがない餌、便秘である、太陽光線や紫外線が足りないなどでリクガメがご飯を食べないことがあります。
リクガメがご飯を食べない時の対処法
リクガメがご飯を食べない理由で思い当たるものがありましたでしょうか?
食欲があまりない時でも水分は大事ですので、温浴はしてあげましょう。
温浴で温まり水分補給をすることで排便しやすくなり便秘が治り、食欲が出ることもあります。
リクガメ飼育歴20年近い私の経験からすると、購入などしておうちに来た時が一番難しく大事な時期だと思います。
環境の変化やストレスが一番かかるのは最初ですので、具合が悪くなり食べなくなることも飼い始めに多いと思います。
私の経験ではリクガメはご飯を2日くらい食べなくても大丈夫です。
特に冬場で寒いとほとんど食べない日が続くこともあります。
しかし温度が低いから食べないのねとわかっているのと原因がわからず食べなくて心配なのとでは大きな違いです。
購入先と同じような環境、温度管理をしてストレスを感じさせないようにしながら、よく観察してあげてください。
観察することで好きな食べ物もわかってきます。
食欲がない時は好きな食べ物だけあげてみるのもいいと思います。
うちの子はレタスだけは絶対に食べますよ。
環境改善できていて温浴もしているのにご飯を食べない、好きな食べ物も食べない、元気なら少し様子をみてもいいと思いますが、ぐったりしているようであったらすぐに病院で診察してもらいましょう。
以前獣医さんに言われたことがあります。
リクガメは見た目であきらかに具合が悪そうな時は手遅れの場合が多いと。
普段からの飼育観察は本当に大事だと思います。
リクガメがご飯を食べない時にいつもと違う様子なのかどうかわかってあげて気付けるのは飼い主さんだけです。
どうかリクガメをよく観察してあげて、癖や好みや性格など把握してあげてくださいね。
リクガメがご飯を食べる姿は本当に可愛いしずっと見ていられますよね。
リクガメがご飯を食べないのはなぜ?【まとめ】
今回はリクガメがご飯を食べない理由と対処方法について解説しました。
みなさんがリクガメがいる生活をエンジョイできますように!
最後まで読んで頂きありがとうございました。