ミドリガメのくしゃみは病気のサイン?その他の罹りやすい病気は?

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飼っているミドリガメがくしゃみをした場合は、亀風邪を引いている可能性があります。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

亀風邪は放っておくと人間の風邪がひどくなったときと同じように肺炎を引き起こしてしまうことがあります。

水温を30~32℃程度にあげ、1週間程度様子をみるようにしましょう。

またその他にも代謝性骨疾患や水カビ病、ハーダー氏腺炎やマウスロットなど、ミドリガメがかかりやすい疾患はたくさんあります。

今回はミドリガメの風邪などの罹りやすい病気と、その対処などについて説明していきます。

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目次

ミドリガメもくしゃみをすることがあるの?

「飼っているミドリガメがくしゃみをした」なんてことありませんか?

実はミドリガメもくしゃみをすることがあるのです!

ミドリガメのくしゃみは動画サイトなどにも動画が載っており、珍しいことではないようです。

ミドリガメがくしゃみをした場合、病気のサインであると言われています

ミドリガメのくしゃみは病気のサイン!原因は?

ミドリガメがいきなりくしゃみをしだしたら、風邪をひいているサインと言われています。

人間も風邪をひいたらくしゃみをしますよね、それと同じです。

さらに酷くなると肺炎を起こし、呼吸がしづらそうに口をずっと開けていたり、潜水が困難であるという症状がでます。

それでは、ミドリガメが風邪をひく原因と対処、予防を説明していきます!

*ミドリガメの風邪の原因は?

ミドリガメの風邪の原因は、人間と同じで温度勾配が激しいために風邪をひきます。

水槽の水替えの際に「ちょっとの間だから…」と寒い場所に居てもらってはいませんか?

水槽と外の温度の差が大きかったり、新しい水の水温が低い場合はミドリガメが風邪をひいてしまいます。

*ミドリガメの風邪の対処は?

軽いくしゃみや鼻水程度だったら、水温の調整で治ることがあります。

風邪の症状を確認したら、水温をいったん30~32℃まであげて一定に保ちましょう。

2,3日で風邪の症状は回復しますが、1週間はそのままにして、1週間後から水温を少しずつ元の水温に戻すようにしましょう。

*ミドリガメの風邪を予防するには?

ミドリガメの風邪を予防するには、水替えなどの際の温度勾配に注意することです。

また、秋~初春にかけては朝方が冷え込みますので、水槽にサーモヒーターを付けるなどをして水温が下がらないように注意しましょう。

亀風邪以外にミドリガメがかかりやすい病気は?

ミドリガメがくしゃみをしたら風邪をひいている可能性があるというのは分かりましたね。

それでは、亀風邪以外にミドリガメがかかりやすい病気をご説明していきます。

*代謝性骨疾患

代謝性骨疾患は、不適切な餌、紫外線不足、温度不足などが原因で、手足が腫れる・麻痺・けいれん、歩行困難、食欲不振、骨折しやすい、甲羅が柔らかくなる、大きくならないなどの症状が出る疾患です。

この疾患は軽度であれば日光浴をしっかりとさせる、栄養バランスのいい餌を与えるなどで回復しますが、それでも回復しない場合は病院の受診が必要です。

*水カビ病

水カビ病は、甲羅や皮膚に白カビが生えたり、皮膚が剥がれたり、炎症が起きる疾患です。

不衛生な飼育環境であったり、日光浴不足、ストレスで免疫が低下した時に細菌感染してしまうことが原因です。

水カビ病を治療するためには水質を改善して清潔な飼育環境に保ち、カビを殺すため10%程度まで薄めたイソジンで薬浴をします。その後日光浴で観世に体を乾燥させることで回復します。

こちらも治りが遅い場合は、病院に受診する必要があります。

*ハーダー氏腺炎

目が白濁したり、閉じたまま、または目が腫れているとハーダー氏腺炎の可能性があります。さらに、くしゃみや鼻水などの症状も現れます。

偏った餌によるビタミンAや栄養の不足で起こるため、ビタミン剤や食べ物でのビタミンAの補給、清潔な飼育環境を保ち、日光浴をしっかりとさせることで改善します。

*マウスロット

マウスロットはミドリガメ以外の爬虫類にもみられる疾患です。

口の中に白いチーズ状の膿があったり、食欲が落ちる、口をあけっぱなしにしている、口を気にしているなどの症状がみられると、マウスロットの可能性があります。

ビタミンAの不足や水質悪化による細菌感染によって起こり、拒食に繋がるのですこし約款な病気です。

水温を25℃以上に保温して清掃をこまめにしながら、栄養を不足しないようにビタミン剤のの投与などを行います。

マウスロットの場合は、治るまで餌を食べない可能性が高いので、速やかに病院に連れていくようにしましょう。

ミドリガメのくしゃみは病気のサイン?【まとめ】

今回はミドリガメのくしゃみの原因と、その他のミドリガメが罹りやすい疾患についてご説明しました。

ミドリガメなどの爬虫類は哺乳類のペットにくらべて体調の変化が分かりにくく、野生環境下で何かしらの病気で弱った姿を見せるとすぐに天敵に狙われてしまうため、気付いた時には疾患が進んでいる傾向が強いと言われています。

そのため、ペットのミドリガメを日頃からしっかりと観察し、体調の変化にすぐに気づけるようにしましょう。

また、何かしらの体調の変化をみかけたら少し観察し、すみやかに動物病院を受診するほうが良いと思います。そのためにも、日頃からミドリガメを診てくれて信頼が出来る動物病院を探しておきましょう。

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