*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
しかし口を大きく開ける行動にはリラックスした際のただのあくびという場合もあり、口を大きく開ける以外に他の症状がないかどうかを観察する必要があります。
あまりにも頻繁にみられる場合は、あくびだと勝手な判断をせずに速やかに病院に連れていきましょう。
ここでは、ミドリガメが口を開ける原因と動物病院についてまとめています。ぜひ参考にされてみてください。
Contents
ミドリガメが口を開ける原因は?
ミドリガメが口を開けている姿はよく見かけると思います。
ではなぜ、ミドリガメは口を開けるのでしょうか?
*威嚇
ミドリガメの水槽の水を変える時や、甲羅を洗ってあげるときにミドリガメが大きく口を開けることがありませんか?
ミドリガメは威嚇するときには大きく口を開ける習性があり、怒っている意思表示になります。
*肺炎や風邪
ミドリガメがずっと水に浮いたままで潜水が困難だったり、鼻水やくしゃみ、口をずっと空けている場合は肺炎や風邪をひいている場合があります。
体力が低下したり、栄養不足、飼育環境の悪化で肺炎や風邪になってしまいますが、室温を高く保ったり、軽度の風邪や肺炎であればぬるめのお湯に数分入らせてしっかりと体を拭いてあげるようにしましょう。
改善がない場合には、速やかに病院に連れていくようにしましょう。
*マウスロット(口内炎)
口の中に白いチーズ状の膿があったり、口をあけっぱなしにしている、食欲不振、口を気にするなどの様子があれば、マウスロットという口内炎の一種に感染している可能性があります。
ビタミンA不足や、水質悪化による細菌感染によってマウスロットを引き起こしますが、ビタミン剤の投与が必ず必要になるため、速やかにミドリガメを診察してもらえる動物病院に連れていく必要があります。
また、それと同時進行で水温を25℃以上に保温してこまめに掃除をすることが大切です。
ミドリガメが口を開けるのは、ただのあくびという可能性も…!
ミドリガメが口を大きく開けている場合は、上述したように病気や威嚇の可能性もありますが、単なるあくびという可能性もあります。
特に日光浴後などのリラックスしているときに人のあくびと同じように「ふわぁ~」とあくびをすることがあります。
そのため「口を開けている」だけで判断するのではなく、病気の場合は口を大きく開ける以外の症状もありますので、しっかりと観察することが大切です。
また、自分だけでは判断が出来ない場合は病院に連れていくことが確実かと思います。
お金はかかりますが、安心ですからね。
ミドリガメを見てくれる動物病院を探しておこう!
ミドリガメなどの爬虫類は、通常の動物病院では診察すらしてもらえない場合もあります。
現に、筆者の住んでいる地域は自宅から高速道路に乗って40分以上かかる場所に1か所しか、爬虫類を診てくれる動物病院がありません。
断られるか、診てはもらえても適切な処置がしてもらえず、薬の量が多すぎたりなどの理由で命を落としてしまうこともあるようです。
そのため、自分の家から近い場所に爬虫類も診てくれて、信頼できる獣医さんを見つけておきましょう。
ミドリガメが口を開ける原因はただのあくび?それとも病気?【まとめ】
ミドリガメはいろいろな仕草をみせてくれるとても愛嬌のある可愛い動物です。
見せてくれるたくさんの仕草の中でも、口を大きく開ける行動はとても可愛らしい仕草ですよね。
ただのあくびであればリラックスしてくれている証拠でとても可愛いのですが、病気のサインであることもあるため、他の症状がないかしっかりと観察するようにしましょう。
また、ミドリガメなどの爬虫類はあまりポピュラーなペットではないため、診てくれる動物病院が限られています。
本来であれば飼い始める前から動物病院を探しておくべきですが、飼い始めるまでに見つからなかった場合には、なるべく早い段階で通いやすい信頼できる病院を探しておくと良いでしょう。