*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
ミシシッピアカミミガメ通称ミドリガメは、全長が30㎝程度になるカメです。
小さく育てようと紫外線の照射を少なくしたり、エサを少なく与えるのは虐待に当たりかねませんので、絶対にやめましょう。
その代わり、小さいカメを飼育したいのであれば「ミシシッピニオイガメ」という全長12㎝程度にしか成長しない種類のカメがおすすめです。
今回はミドリガメを小さいまま育てる方法や、おすすめの小さいカメについてご説明していきます。
Contents
ミドリガメは小さいまま育てる方法は?
「ミドリガメは小さい方が可愛いから小さいまま育てたい!」
「水槽が小さいから小さいまま育てたい!」
そう言った方もおられるのではないでしょうか?
ズバリ言います。ミドリガメを小さいまま育てる方法は、ありません!
ミドリガメは大きさの平均が30㎝程度になるカメですし、寿命は平均で13~15年になる生き物です。
言ってしまえば、そういった生き物です。
飼い主の都合で「小さく育てたい!」と紫外線照射をしなかったり、エサを減らすことは骨代謝疾患にもなりえますし、飢餓状態で死んでしまう場合もあります。
そこまでしてしまうと虐待に近くなってしまうので、過度な調整は絶対にやめましょう。
比較的小さくしたいのであれば、冬眠をさせないことが1つの手段としてありますが、ただ冬眠させないようにすればいいのではなく、それなりの保温設備が必要になってきます。
この方法でも、極端に小さいまま育てるということはできません。
小さいカメが飼いたい!おすすめはミシシッピニオイガメ!
ミドリガメを小さく育てることは出来ませんが、小さいカメを飼いたいという方であれば「ミシシッピニオイガメ」というカメがおすすめです。
ミシシッピニオイガメは最大でも12㎝前後にまでしか成長せず、手の平サイズであるため水槽も小さい水槽で飼育が可能です。
性格も温和でミドリガメと同様に人に懐きやすいと言われています。
「ニオイガメ」と言いますが、これは腹部に臭腺があることからこう言われています。
危険が差し迫ったときに臭いを出しますが、飼育環境下ではほとんど臭いがすることはないと言われています。
飼い主の都合で大きさを調整しないで!
ミドリガメは幼体の時はとても小さいですが成長が早く、全長も30㎝程度になるため、それなりの大きさの水槽が必要になってきます。
そのため、飼い主の都合で小さく育てることを考える必要がないように、しっかりとミドリガメについて調べてから飼育を始めるようにしましょう。
また、冬眠をさせない場合にはエアコンと保温器具でしっかりと保温してあげることを気を付けましょう。
保温がしっかりと出来ていないと、若ければ若いほど死んでしまうリスクが高くなります。
適切な飼育をするのも、保温器具をそろえるのも、飼い主の責任です。
しっかりと責任を果たすようにしましょう。
ミドリガメを小さいまま育てる方法はある?【まとめ】
今回はミドリガメを小さく育てる方法についてご説明いたしました。
ミドリガメを小さいまま育てることは出来ませんので、小さいカメが良いのであればミドリガメはやめて、ミシシッピニオイガメにすると良いでしょう。
ミドリガメに比べて体色はやや黒に近いですが、人に懐きやすさや飼いやすさはミドリガメと変わりませんし、甲羅がミドリガメに比べて丸みを帯びていたりととても可愛いカメさんです。
小さいカメでも飼育する責任は変わりません。
ミシシッピニオイガメの寿命はミドリガメより長い平均15年となっていますので、しっかりと調べて飼いきれるかどうかを考えてから飼うようにしてくださいね。