イグアナは人を噛むことはある?飼育中にできる対策方法を解説!

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「おとなしい」というイメージがあるグリーンイグアナでも、人を噛むことがあります。

基本的にどんなイグアナも噛むときは噛みます。

噛む力は大きさに比例するので、大型のグリーンイグアナに噛まれれば大怪我は必至です。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

小型種なら大した問題ではありませんが、中型以上のイグアナを飼う場合、ある程度は人間に慣らして、近付いても噛まないように育てるといいでしょう。

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目次

イグアナは人を噛む?

一部に気の荒いイグアナもいますが、基本的にはイグアナは積極的に噛もうとはしません

餌でもない相手を噛んで攻撃するのは最終手段で、敵に出会ったイグアナが最初にするのは逃走です。

全速力で相手から逃げようとします。飼育していても、何かに驚くとパニックを起こしたように走り回ります。

イグアナが人を噛む理由

では、どんなときに噛むかというと、イグアナが「これ以上逃げられない」と感じたときです。

むりやり掴んだときはもちろん、ケージ内で追い詰めてしまったときも、口を開けて威嚇します。

イグアナは尻尾をムチのように振るい攻撃することも

ちなみに、グリーンイグアナのように尻尾の長い種の場合、その尻尾も武器となります。尻尾をムチのように振るい、相手に叩きつけるのです。

私は自分の飼っていたイグアナからこの攻撃を受けたことがありますが、ジーンズ越しでもミミズ腫れができるほど強力でした。

目など直撃すれば大怪我になるので、十分注意しましょう。

イグアナに嚙まれないよう慣らす必要性

先にお断りすると、十分広いケージなら慣らす必要はありません。

イグアナに触れずにメンテナンスができるくらい広いケージなら、噛まれる心配もイグアナにストレスがかかる心配もないからです。

実際、小型種なら特に意識して慣らす必要はありません。

でも、中型~大型種ではそうもいきません。どうしても、小型種よりも狭いケージで飼うことになってしまうため、個体との距離が近いのです。

どうしても至近距離で世話をしないといけないのに人間に慣らさないでいると、いつまでたってもメンテナンスのたびにイグアナが大暴れし、噛まれたり怪我をしたりする危険と隣り合わせになってしまいます。

また、大型個体は爪を切ってやらないと歩行障害を起こす恐れがあります。近くに寄っただけで大暴れするような個体の爪切りなど不可能です。

飼っているイグアナの健康維持のためにも、ある程度は人間に慣らす必要があります。

イグアナの慣らし方

脅かさないようにする

まず、イグアナを不用意に脅かさないようにしましょう。

飼育開始直後は静かな環境で飼育し、あまりいじらないようにします。

一度驚かせてしまうと、怖いという記憶が残り続けるため慣らすのが難しくなります。

手のひらに餌を乗せて与えてみる

ケージ内でちゃんと餌を食べるようになったら、手のひらに餌を乗せて与えてみましょう。

草食性の種ならちゃんと手と餌の区別はつくので、餌と間違えて手を噛まれることはありません。昆虫食の種なら、ピンセットで与えてみましょう。

おなかの下に手をいれ、持ち上げてみる

手やピンセットから餌を食べるようになったら、イグアナがリラックスしているときにおなかの下に手をいれ、持ち上げてみましょう。

動作をゆっくりとすることがポイントです。

イヤなら逃げるので、逃げたらその日は終わりにし、別の日に再チャレンジします。

これができるようになったら、かなり慣れた状態になっているはずです。

ハンドリングに興味のない人でも、この程度は定期的に行い、慣れた状態を維持するようにしましょう。

イグアナの噛む力の強さは【まとめ】

特に中型~大型種に関しては、狭いケージで飼育する以上、慣らさないと噛まれる恐れがあります。

大きな個体に噛まれれば大怪我になりますし、個体にとってもストレスです。

ベビーのうちから時間をかけて慣らしておけば、噛まれたり攻撃されるリスクをかなり減らすことができます。

ハンドリングに興味のない人でも、中型~大型種を扱うのに必要なテクニックだと思って、根気良く慣らすようにしましょう。

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