イグアナで放し飼い可能な種類と室内室外どちらがおススメかを解説!

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イグアナといえば、グリーンイグアナがダントツで有名ですよね。

大型種なのもあって、放し飼いにしている光景をよく見ます。では、グリーンイグアナ以外に放し飼いに向いたイグアナはいないのでしょうか?


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

実は、私が放し飼いにオススメしたいイグアナが2種類います。

それが、キタチャクワラとグリーンバシリスクです。

残念ながらどちらの放し飼いも自分でしたことはないのですが、きっと放し飼いのほうが上手に飼えるだろう、と思っています。

そこで、今回は放し飼いを前提にした2種のイグアナについてご紹介します。

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目次

放し飼いする前に、まずはイグアナをアダルトサイズまで育てよう

2種のどちらに対してもいえることですが、まずはアダルトサイズ、少なくともヤングサイズまではしっかりとケージで育てましょう。

ベビーサイズを放し飼いにすると、どこにいったのかわからなくなってしまいます。

それでなくても、ベビーサイズの個体にはアダルトサイズ以上に神経を使う必要があります。特にバシリスクのベビーに手抜きをすると危険です。

温度や湿度がコントロールしやすく、個体の変化に気づきやすいケージ飼育で、大切に育成しましょう。

アダルトサイズになるまで育てれば、育てている間に人に慣れ、放し飼いにしたときにパニックになりにくい、というメリットもあります。

大きくなったら放し飼い、と考え、まずはちゃんとしたケージで育成しましょう。

イグアナの放し飼いは室内で

ここでは、室内での放し飼いを前提にご紹介します。

基本的に、イグアナの仲間を外に連れ出してはいけません。庭など屋外での放し飼いは論外です。

あくまでも野生の生き物なので、彼らが本気を出せば追いつけませんし、隠れられたら見つかりません。不幸な事件を起こさないためにも、絶対に屋外に出してはいけません。

また、少なくとも冬は保温が必要です。屋外で保温設備を整えるのも大変なので、そういった意味でも室内飼育にすべきでしょう。

キタチャクワラの放し飼いに挑戦!

あまり馴染みのある種ではありませんが、キタチャクワラは飼育しやすいイグアナの一種です。中南米に生息するチャクワラの一種で、全長は約70センチ程度と手ごろなサイズです。

非常に丈夫なトカゲで、乾燥地に生息するため面倒な湿度維持を考える必要がなく、温度の適応幅もかなり広い種です。

餌は草食性で、人工飼料も良く食べます。非常におとなしいトカゲで、物覚えもいいことで知られています。

衣装ケースのような容器を主なケージにして、ホットスポットや紫外線ライト、パネルヒーターを設置します。ここまではケージ飼育と同じですが、フタはせずに足場を作ってやり、出入り自由にしてやりましょう。

勝手に出て行き、勝手に帰ってくるようになります。

念のため、春などこれから暖かくなる時期に始めるようにすれば、家の中で迷子になっても凍える心配がありません。

トイレをしつけられるわけではありませんが、排泄する場所は決める傾向があるので、その個体が排泄する場所にペットシーツなどを敷くといいでしょう。

グリーンバシリスクの放し飼いに挑戦!

飼育イメージでいえば、どちらかといえばグリーンイグアナに近い種です。

中南米に生息する樹上性のイグアナで、クレストと呼ばれるトサカ状の突起が非常に発達するカッコいいトカゲです。

大きさは1メートルほどで、グリーンイグアナほどではないものの大型種の部類に入ります。

食性は肉食性で、基本的には昆虫を食べますが、ウズラのヒナなどの冷凍餌も食べてくれます。

飼育に際しては湿度維持が重要で、高温のスポットライトを設置するとそこだけ乾燥してしまうので、全体を保温することが大切です。

また、ふだんはほとんど動かないものの、パニックになるとものすごいスピードでダッシュし、ケージの壁面にぶつかって骨折することすらあります。

グリーンバシリスクの放し飼いをオススメするのは、部屋全体をエアコンで保温し、加湿器で湿度を高めて飼うのが理想的だからです。こうした飼い方なら、しっかりとクレストの発達した立派な個体に育てられるでしょう。

ただし、飼い主がグリーンバシリスクのケージで生活するようなスタイルになります。

イグアナの放し飼い可能な種類【まとめ】

いかがでしたか?

今回はイグアナの放し飼い可能な種類について解説してみました!

部屋でネコでも飼うような感覚で放し飼いできるのがキタチャクワラ、彼らの生活空間に飼い主が住む感覚になるのがグリーンバシリスクです。

いずれにせよ、しっかりとした準備と覚悟が必要ですが、いつかはやってみたいものですね。

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