>性別を見分ける際にはようにしましょう。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
また、繁殖期の行動にも大きな違いがあり、オスはメスに比べて攻撃的になる傾向が強くなります。
そのため、繁殖期のオスのグリーンイグアナの取り扱いには注意をし、皮手袋などを使用し、ケガの防止をする必要があります。
ここでは、グリーンイグアナの雄雌の違い、性別ごとの見分け方などについてご紹介していきます。
Contents
グリーンイグアナのオスメス性別による違いや見分け方は?
グリーンイグアナは性別によって見た目の違いが出てきます。
ここでは、見た目の違いや見分け方の代表的なものをご説明していきますね。
*体の大きさ
グリーンイグアナはメスよりもオスのほうが体がやや大きくなる傾向があります。
しかし、成長速度は個体差がありメスでも大柄の子もいるので、ぱっと見の違いはあまり感じません。
*体の色
成長につれてオスは体色がオレンジがかってくることが多く、メスは緑色のままか暗褐色がかっていく傾向があります。
*鼓膜下大型鱗
グリーンイグアナには、ほほの部分に特徴的な丸いウロコのようなものがありますよね。
これのことを鼓膜下大型鱗と呼びます。
オスはメスに比べてこの鼓膜下大型鱗が膨らんでいるため、正面からみるとほっぺたがふっくらして見えます。
*後頭部のこぶ
オスは後頭部の部分に2つのこぶのようなものが見られることがあります。メスにはないか、あっても目立ちません。
*デューラップ
グリーンイグアナの特徴の1つとして、デューラップと呼ばれるのどの部分の皮膚のたるみがありますよね。
オスとメスでは、オスのほうがデューラップが大きくなります。
*大腿孔
オスは太もものところに大腿孔と呼ばれるフェロモンを分泌する孔列があります。
メスは大腿孔がオスに比べて小さいか、ほとんど見えることがありません。
*オスの発情期の行動
グリーンイグアナはだいたい生後1.5~3年で性成熟を迎え、年に1回ほど発情期がきます。
オスの場合は体の色のオレンジ色が強くなり、鼓膜下大型鱗が膨らみます。
さらに、オスはメスに比べて攻撃的になりやすいと言われています。
一方メスは攻撃的にはならないと言われていますが、お腹の下の部分が膨らみ、交配をしていなくても無精卵を抱卵することがあります。
グリーンイグアナの発情期の特徴は?
グリーンイグアナのオスは攻撃的になると言われていますが、発情期にオスとメス共通してみられる特徴について説明していきます。
*拒食
発情期のグリーンイグアナは拒食する場合が多いようです。
中には多少餌を食べることもありますが、ほとんどのグリーンイグアナは完全に拒食してしまう傾向にあります。
*攻撃的になる
上でも説明しましたが、オスのグリーンイグアナは発情期を迎えると縄張り意識が強くなりますので、グリーンイグアナの近くに行くと追いかけられたり、攻撃されることがあります。
攻撃的になりますので、ホビングなどの威嚇行動も頻繁にするようになります。
発情期のグリーンイグアナにはひたすら気を付ける!
グリーンイグアナなどの大型のトカゲは、テールアタックと呼ばれる尻尾を振り回して相手に打撃を与えるという攻撃方法も持っています。
もし、発情期のイグアナに安易に手を出したり近づいてテールアタックを受けてしまったり、噛まれてしまうと大人でも大けがをしてしまう可能性があります。
そのため、グリーンイグアナを飼育する際には発情期のときのために皮手袋などを用意しておくと良いと思います。
大人でも大けがに繋がるほどの力ですので、特にお子さんがおられるご家庭は気を付けるようにしましょうね。
グリーンイグアナのオスメスの性別の違い、見分け方は?【まとめ】
爬虫類は小さい頃にはオスメスの違いが分かりづらく、「性別不明」として販売されていることもあります。
オスのグリーンイグアナは発情期に攻撃的になりやすい傾向がありますし、攻撃的になりにくいとしてもメスのグリーンイグアナは有精卵を抱卵しますので、産卵に対しての備えが必要になります。
繁殖をさせないにしても、小屋を用意しないなら放し飼いが必須になるグリーンイグアナを飼育する際には、繁殖期に攻撃的になることから、その子がオスかメスかをしっかりと判断して購入することをお勧めします。
発情期は必ずくるものですのでそれまでにしっかりとオスメスを判別して、発情期に備えて準備をしておきましょう。