グリーンイグアナは人になつくの?名前や飼い主を覚えるのか真相を解説!

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「グリーンイグアナは人になつく」「自分の名前や飼い主を覚える」という話があります。

しかし、グリーンイグアナは犬猫のようになつくわけではなく、条件付けとして名前という音に反応し、こちらに寄って来たりすることがあります。



*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

一方、人を認識することはグリーンイグアナの知能では可能だと言われており、人に慣らしたり、早く飼い主を認識できるようにするためには餌を通してのコミュニケーションが大切になってきます。

この記事ではグリーンイグアナがなつくか、飼い主やトイレを覚えるか、という疑問について、ご紹介していきます。

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目次

グリーンイグアナはなつくのか?名前や飼い主を覚える?

グリーンイグアナを飼育されている方のブログなどを見ていると「グリーンイグアナはなつく」という言葉を目にします。

たしかに小型や中型の爬虫類に比べると知能が高いと言われていますが、「なつく」という点には疑問があります。

*「なつく」より「慣れる」に近い

グリーンイグアナなどの爬虫類は、「なつく」より「慣れる」という感覚が近いです。

「グリーンイグアナは呼んだら来ることがあると聞くけどそれは懐いているわけではないのか」と疑問に思う方もおられるとは思います。

たしかにグリーンイグアナは飼い主の顔を覚えたり、名前を呼んだ飼い主の元へ歩いてくることがあります。

ですが、本来グリーンイグアナには言葉を聞き分けるほどの知能はありません。

犬のように「自分の名前を呼んだのは誰→飼い主が呼んでいる→行く→褒められて嬉しい」という感覚ではなく、名前を音として認識して「この音が聞こえたら餌がもらえる」という、パブロフの犬と近い状態で飼い主の元に来ると言われています。

そのため、例えば呼んだ名前が本来のイグアナにつけた名前ではなくても、音が似ていれば来てくれるようになる可能性が高いと言われています。

グリーンイグアナが慣れやすくなるには?

「なつく」でも「慣れる」でも、少しでも一緒に過ごしやすくなると良いですよね。

それでは、グリーンイグアナが慣れやすくなる方法をご紹介していきます。

*手から餌を与えながら、撫でられることに慣れさせていく

グリーンイグアナは知能が高いため警戒心が強く臆病な性格をしていますので、慣れないと飼い主から逃げたり、攻撃をしてしまうことがあります。

ベビーのころはまだ体が小さく制御が効きますが、アダルト個体になって全長が2m近くなると扱いきれなくなってきます。
まずは、手から餌をあげることから始めます。

エサを手から食べてくれそうなら、腕や肩、背中などを触るようにしましょう。その後威嚇や嫌がる様子がなければ、お腹を触るようにしてみましょう。

*手乗りに挑戦する

手から餌を食べてくれるようになったら、次は手乗りに挑戦しましょう。

餌を少しずつ手前に引きながら手の平を出し、少しずつ誘導するようにしましょう。

手から餌を食べてもらったり、手乗りに慣れさせるなど、餌を通してコミュニケーションをとることで、信頼関係を築いていきましょう。

*グリーンイグアナから人間が見える所で飼育する

グリーンイグアナは飼い主を認識することが出来ます。

常に飼い主がいる場所で飼育したほうが、飼い主を早く認識しやすくなります。

また、積極的に人の手に慣れさせ、ハンドリングを無理なく出来るようになることで早く人に慣れることが出来ます。

グリーンイグアナはトイレも覚える?

飼い主の顔を認識するというグリーンイグアナですが、トイレも覚えると言われていますよね。

実際、飼育されている方々のブログを見てみると、トイレを覚えるという件については個体差があるようです。

トイレを覚えやすくさせる方法としては、グリーンイグアナは習性として湿度の高いところで排泄する習性があります。

そのためトイレを脱衣所や浴室としてしまうと、グリーンイグアナが覚えやすくなります。

グリーンイグアナはなつく?【まとめ】

グリーンイグアナは爬虫類の中でも知能が高いことで有名です。

犬や猫のようにベタベタ出来るようななつきではありませんが、飼い主を認識してくれるので、とてもかわいらしく感じますよね。

アダルト個体になると体長も全長2mくらいになりますし、ベビーのころからしっかりと人慣れさせておいた方が、後々困ることも少ないように思いますので、根気よく人慣れをさせるようにしましょう。

人慣れをさせる段階で飼い主が焦ってしまってイグアナがストレスに思いすぎてしまうと、それ以降人に触られるのを拒否するようになりますので、無理なくゆっくりと人慣れさせえいきましょう。

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