コーンスネークの湿度や温度の適切な管理方法は?分かりやすく徹底解説!

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今や、ペット用にたくさんのヘビが流通し、初心者向けといわれる種もいくつかみられるまでになりましたが、コーンスネークはもっともオーソドックスな飼い方で飼育できる種です。

湿度や温度の管理でもそれは同じで、特に霧吹きをしたりする必要はありません。全身を浸せる広さの水入れを置いてやれば、自分で水に出入りして調整します。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

ただし、生後数ヶ月のベビーについては素焼きのウェットシェルターを置いてやったほうが安全でしょう。

温度管理も同様で、ケージの底面一部にパネルヒーターを設置してやれば十分です。

今回は、コーンスネークの湿度や温度の管理についてご紹介します。

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目次

コーンスネークの飼育に湿度は気にしなくてもいい?

基本的に、ヘビは特に湿度管理を気にしなくてもいい生き物です。

コーンスネークでも同じで、たとえば毎日霧吹きをしたり、土など湿度を保つような床材を敷いたりしなくても、乾燥状態で飼育できます。

ただし、水入れの大きさに注意しましょう。

飼育している個体がとぐろを巻いた状態で、全身が浸かる大きさの水入れを入れてやります。

脱皮前など、湿度が必要なときは自分で水入れに浸かり、水分をとるようにします。

そういった意味でも、コーンスネークは管理の楽な生き物といえるでしょう。

もちろん、水入れに水が入っていないと意味がないので、水入れを倒したりして中の水がなくなっていないか、毎日チェックしましょう。

また、ヘビはにおいに敏感な生き物なので、古い水のにおいを嗅ぎ分け、気に入らないと水を飲まなくなったり、水入れに入らなくなったりします。

脱水症状や脱皮不全の原因になるので、水入れにはいつも新鮮な水を入れておきましょう。

ベビーにはウェットシェルターを

実は、私は自分でコーンスネークのベビーを飼育するのにウェットシェルターを使ったことはありません。
あくまで、あれば安心、というものです。
ベビーサイズのコーンスネークは、過度の乾燥と脱水に弱い面があります。そのため、ヒョウモントカゲモドキの飼育などで使われる素焼きのウェットシェルターを置くといいでしょう。

トンネル状の構造で、上面には水皿がついています。ここに水を入れておくと、素焼素材から水が染み出し、シェルター内部の湿度が保たれる仕組みです。

ベビーサイズなら、ウェットシェルターの水皿で全身が入るので、使って損はないと思います。

コーンスネーク飼育時の温度管理はパネルヒーターで

ここまで湿度についてご紹介してきましたが、温度についても触れておきます。

コーンスネークは元々、北米原産のヘビで、日本とあまり気候の変わらない場所に生息しています。

そのため、よほど温度の低い部屋でなければそこまで気にする必要はなく、ケージの底面積の1/3程度のパネルヒーターを設置してやれば大丈夫です。

特に、ヘビそのものが熱効率のいい構造をしていて、長い体のどこか一箇所が温められると全身が温められるようにできています。

逆に、ケージ全面にパネルヒーターを敷いてしまうと、温度が高すぎた際にヘビの逃げ場がなくなってしまうので、パネルヒーターの大きさはケージ底面の1/3~1/2にとどめておきましょう。

逆に、ヒーターを設置しないと、餌を食べた後に消化できず消化不良を起こすことがあります。エアコンで保温している部屋であっても、パネルヒーターは設置しておきましょう。

コーンスネークの湿度や温度の管理方法!【まとめ】

ヘビはとてもシンプルに飼える生き物です。

ここでは湿度管理と温度管理についてご紹介しましたが、要するに全身が入る水入れとケージ底面の1/3程度のパネルヒーターを置いてやれば済む話、ということです。

ただし、この2つについては「あったほうがいい」というレベルではなく、「なければならない」ものなので、必ず用意してやりましょう。

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