ボールパイソン自身が食べるのであれば与えても良いですが、脱皮がしづらそうだった場合は次回から脱皮の兆候が見られたら餌をやめても良いかと思います。
脱皮前の兆候としては目が白濁する、拒食、便秘、水入れに浸かりっぱなしになるなどの兆候が見られます。しっかりと確認してみましょう。
脱皮の頻度はベビーの頃は2週間に1回程度ですが、成長に連れて脱皮の頻度は少なくなっていき、2~3ヶ月に1度くらいのペースに落ち着きます。ボールパイソンはアダルトになっても終生脱皮を続けます。
ボールパイソンの脱皮前は餌をあげるべきか?
脱皮前のボールパイソンに餌を与えるべきかどうかは飼い主によって違いがありますが、基本的には食べない個体のほうが多いのではないでしょうか。
ボールパイソンの脱皮は皮を脱ぐようにして行うため、その際に餌を飲み込んだままだと胴体が太くなり、うまく脱皮が出来ないのを防ぐために餌を食べなくなると言います。
筆者が飼育している蛇だと、脱皮前は餌が小さければ食べるし胴体くらいの太さなら食べないことが多いかなぁ、というような体感です。
与えるか与えないかは飼い主の自由ではありますが、1度解凍したマウスは食べなかった場合破棄するしかないので、脱皮前の兆候が表れている場合はやめておく方が無難かもしれません。
ボールパイソンの脱皮前の兆候は?拒食や便秘、目の変化など!
ボールパイソンは脱皮前に以下のような様々な兆候を見せることがあります。
*ご飯を食べなくなる
*便秘をする
*神経質になる
*水入れに浸かりっぱなしになる
このような状態が見られたら脱皮前の兆候ですので、もし神経質になっている様子がみられたらそっとしておきましょう。
水入れにずっと入っているのは脱皮をしやすくするためと言われていますので、ボールパイソンが入ってない時に様子を見て水を交換してあげてください。
餌を食べないとしてもそれは脱皮をしやすくするための行動ですので無理強いをしないようにしましょう。
また、便秘も心配にはなりますが、多くの場合は脱皮と一緒に排泄をする可能性が高いのでしばらく様子をみるようにしましょう。
脱皮のタイミングとしては目の白濁などの脱皮前の兆候が表れた後、目の白濁が1度引き、その後脱皮をするようなタイミングになります。白濁が引いたらいよいよ脱皮ですのであまり構いすぎないようにしてあげてください。
ボールパイソンの脱皮頻度は?
ボールパイソンなどの蛇はベビーのころは2週間に1回など高頻度で脱皮していきます。
そしてその後アダルトになるにつれて脱皮の頻度が下がっていき、2~3ヶ月に1回で落ち着いていきます。
ボールパイソンは成長につれて脱皮しているのもありますが、体を清潔に保つために脱皮をしていると言われています。
そのため、アダルトになってからも定期的に脱皮をし、体をきれいに保っています。
まとめ
ボールパイソンが脱皮をするためにはある程度の湿度が必要になります。
ケージの中に体が入る水入れを入れておくと、脱皮前に水入れに使っている様子が見られますが、それ以外にもケージ内の湿度を50~70%と高めに保っておく必要があります。
湿度が足らないと脱皮不全を起こしてしまい、最悪の場合脱皮不全の場所が壊死してしまうので、もし脱皮不全を起こしてしまったらぬるま湯につけてあげて優しく剥がしてあげてください。
脱皮不全のときの対処方法はYouTubeなどの動画サイトにも載っているので、ぜひとも参考にされてみてくださいね。