うさぎの流動食の与え方と1度の量は?ハービーケアは便利!

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うさぎが体調を崩した時やごはんが食べれなくなってしまった時には流動食を与えないといけなくなることがあります。

そのため、その機会がいきなり来ても焦らないようにシリンジなどは家に数本ストックしておきましょう。

うさぎに流動食を与える際には低い位置で抱っこし、胸を少し高くして1度の咀嚼で1~2㏄が入るペースで与えるようにしましょう。

市販の流動食で便利な商品として「ハービーケア」という商品がありますが、自家製の流動食を作るのであればミルサーかすり鉢で作ることができます。

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目次

うさぎの流動食の与え方と量は?

うさぎが体調を崩した時に病院から流動食を指示されることがあります。
そんなときに焦らないように、流動食の与え方を知っておきましょう。

*準備するもの

・流動食を入れたシリンジ
・水を入れたシリンジ
・口を拭くためのティッシュ
・(必要あれば)タオル
・ご褒美のおやつ

*流動食の与え方

①流動食をシリンジに入れる。流動食はあまり水っぽくせず、どろどろの状態にする。
②うさぎのテリトリー以外に移動し、膝の上で抱っこする。このとき、飼い主は床に座って行うこと。
③胸の方を少し高くし、横の前歯と奥歯の隙間からシリンジを入れる。
④口に入れたシリンジを斜めにして少し奥に入れる。
⑤1回の咀嚼で1~2㏄になるように少しずつ注入する。
⑥食べ終わったら水をあげる。
⑦ご褒美のおやつをあげ、べた褒めする。

水は普通の水でも良いですし、アクアコールといううさぎ用のポカリスエットのようなものでも構いません。
体調が悪く水分もとれていない場合には、普通の水よりもアコアコールの方が良いのかもしれません。

*1回に与える流動食の量

様子を見ながら与えていきますが、1度に20~40㏄を与えるようにします。
獣医さんに指示をもらっても良いかと思います。

うさぎなどの草食動物向けの「ハービーケア」とは?

流動食をつくる上で便利なのが「ハービーケア」という商品です。

ハービーケアは粉末の流動食用の商品で、ハービーケア1に対して温水2で混ぜるだけで簡単に流動食を作ることが出来ます。
獣医師からの特別な指示がない限りは、うさぎの体への負担を考えて1日4~6回に分けて与えるようにしましょう。

ハービーケアなら栄養も補給出来ますし、好みの硬さに調整するのも簡単ですので、シリンジ給餌にもスプーン給餌にも対応することが出来ます。

また、高繊維質を含んでいるので、水分を多く吸収し、うさぎも水分をしっかりとほきゅうすることが出来ます

さらに食欲が落ちているだけで流動食まで必要がない場合には、フードボウルに入れたり、粉末をフードに振りかけて摂取させることも可能です。

うさぎの流動食の作り方は?

それでは、自家製の流動食の作り方をご紹介します。

①流動食をミルサーや容器に入れる

パウダー状の餌をミルサーの容器に入れます。ミルサーがなければぬるま湯を入れても問題のない容器に入れてください。
パウダー状の餌がない場合は、すり鉢を使ってペレットをすり潰してあげてください。

②ぬるま湯を入れる

ドロドロとした流動食を作るためにはパウダー状の餌とぬるま湯を1:2の比率にするとちょうどよくなります。

③ミルサーで混ぜる

容器をミルサーをセットして混ぜます。ミルサーがない場合には、すり鉢ですり潰しながら混ぜていきます。

④流動食をシリンジに入れる

出来上がった流動食をシリンジに入れます。
シリンジは動物病院でもらうことも出来ますが、市販で購入することも出来ます。うさぎは体調を崩すと時間との勝負な部分もあるので、シリンジは何本かストックしておくと良いかと思います。

うさぎの流動食の与え方と1度の量は?【まとめ】

うさぎの食欲不振はそのまま悪化することも多く、最悪の場合命に関わってしまいます。そのため、すこしかわいそうには思いますがシリンジで強制給餌をしないといけないこともあります。そんな時に飼い主がモタモタしてしまってはうさぎにも不安が伝わってしまいますよね。

そんな時が来た時のため、うさぎのために強制給餌について理解をしたり、準備をしておくと飼い主も落ち着いて対処が出来ますよね。

今はそんな状態でなくても、しっかりと知識を付けておきましょう。

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