うさぎと一緒に遊んでいる時、部屋んぽさせている時など、うさぎの鼻からプスプスと音が鳴っている事はありませんか?
うさぎは声帯がないので、犬や猫のように鳴き声を出すことはありません。
けれど、気分や体調に合わせて鼻を鳴らす事があります。
プスプスという音もとても小さい音なので、最初は気が付かない場合もあります。
この鼻を鳴らすという仕草ですが、風邪をひいて鼻水が出ているのか、何かの合図なのか気になりますよね。
うさぎが遊んでいる時や飼い主が近くにいる時に、プスプスと鼻から音を出すのは、構って欲しい、遊んで欲しいというサインです。
けれど、プスプスという音と共にくしゃみや鼻水の症状が見られる場合は、鼻風邪をひいているのかもしれません。
今回は、うさぎの鳴き声について書いていきたいと思います。
うさぎの鼻がプスプスという音を出すのは、楽しい嬉しい気分だから!
うさぎは声帯がないので、鳴かない動物だといわれています。
筆者もうさぎを飼育するまで、うさぎは鳴き声を出さないと思っていました。
けれど、うさぎを飼い始めてしばらく経った頃、朝うさぎのサークルに様子を見にいくと、嬉しそうにクルクル回りながら、ブッブッという小さな音が毎回する事に気が付きました。
楽しい嬉しい気分の時に、鼻をブッブッと鳴らしていることに気がつきました。
前述したようにプスプスと鼻を鳴らすうさぎもいますし、くぅくぅと鳴らすうさぎもいるようです。
うさぎによって、鼻の鳴らし方に違いはります。
飼い主が近くにいて嬉しい時、好きな物を食べている時、ボールを抱えて遊びながらなど、うさぎが楽しい様子を見せながら鼻を鳴らしていたら、それはうさぎからの最高に楽しい気分だというサインです。
ただ、全てのうさぎが鼻を鳴らすわけではありません。
筆者が一番最初に飼育していたうさぎは10年近く生きたのですが、鼻を鳴らす音は聞いた事がありませんでした。
飼育しているうさぎが鼻を鳴らさなかったとしても、がっかりしないで下さい。
何か別の仕草で、飼い主に大好きだという事を伝えてくれているはずです。
うさぎがプスプスと鼻を鳴らすのは、鼻水が出ているから
うさぎは楽しい・嬉しい時に鼻を鳴らすと書きましたが、実は鼻水が出ている時にも鼻から音がします。
うさぎのかかりやすい病気の一つにスナッフルというのがあります。
これは、呼吸器の病気の一つで、初期症状としてくしゃみや鼻水が出ます。
鼻水の症状が悪化してくると、呼吸をするたびにズーズー、グシュグシュという音を出すようになります。
初期の鼻水は透明で気が付かない場合も多いのですが、鼻が汚れている、鼻の回りの毛が固まっている等普段と違う様子に注意しましょう。
放っておくと重症化してしまうので、異常が見られた際はすぐに受診するようにしましょう。
スナッフルは、他のうさぎにもうつるので、複数のうさぎを飼育している場合は、感染したうさぎを隔離するようにしましょう。
スナッフルの原因の一つにストレスによる免疫力の低下があげられます。
何度もぶり返す事がないよう、温度や湿度などうさぎにとって心地良い環境に整えてあげる事が大切です。
うさぎがプスプスいうのはなぜ?【まとめ】
いかがだったでしょうか。
うさぎの鳴き声というととても意外に思えるかもしれませんが、うさぎも嬉しい時や楽しい時は鼻を鳴らして飼い主に教えてくれています。
犬や猫のように大きな音を出す事はないので、見落としてしまいがちですが、注意深くうさぎを観察していると色々な事を訴えてくれている事が分かるかと思います。
また、病気の早期発見はとても大切なので、いつもと違う音がする、くしゃみをしているなど少しでも異変に気が付いたらすぐに受診するようにしましょう。