うさぎの避妊手術にかかる費用の相場は術前検査も含めて3~5万円と言われています。
避妊手術をする時期は、生後6ヶ月前後がベストと言われ、遅くても4歳までには行うようにしましょう。
術後の効果は①生殖器疾患の予防②計画ではない繁殖の防止③攻撃性の抑制④マーキングの抑制と病気を予防したり、術後性格が温和になるようにすることが出来ます。
ペット保険に入っている場合は、ただの避妊・去勢手術では保険が適用することはなく、何かしらの病気があって、その病変の摘出のために避妊・去勢手術が必要な場合には保険が適用することもあるようです。
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うさぎの避妊手術費用の相場と手術を行う時期は?
うさぎの避妊手術はまず検査をしてから手術へと移ります。
だいたいの費用相場は3~5万円と言われています。
うさぎの避妊手術は生後6ヶ月前後に行うことがベストで、遅くとも4歳までには行った方が良いと言われています。
生後1年以上経ってしまうと、腹腔内に脂肪が定着してしまい、子宮や卵巣が探しにくくなってしまうので手術時間が長くなり、うさぎへの負担が大きくなってしまいます。
また、腹腔内の脂肪が増えることにより、手術の傷が大きくなり、術後の回復が長引いてしまうこともあります。
うさぎの術後性格に変化はある?避妊手術の効果は?
犬や猫の避妊や去勢手術では、術後性格が大人くなると言われることもあり、そのために避妊手術を行う飼い主もいるようですね。
それでは、うさぎの避妊手術の効果についてご説明していきます。
*生殖器疾患の予防
メスは子宮・卵巣系、オスは精巣や前立腺の病気を予防することが出来ます。
発症してからも手術は可能ではありますが、それでも早くにしておくのに越したことはないかと思います。
*計画でない繁殖の防止
うさぎの繁殖能力は高く、1回の交尾につき50%の確率で妊娠すると言われています。
そのため、去勢・避妊をしていないオスとメスを一緒にするとすぐに妊娠してしまい、どんどんと増えてしまいます。
そのため、多頭飼いや繁殖を望まないのであれば去勢や避妊手術が必要になります。
*攻撃性の抑制
うさぎは発情期に入ると精神的に不安定になったり、神経質になったりします。個体の中には攻撃的になる子もいます。
家で多頭飼いをしている場合、うさぎ同士で喧嘩をしたり。飼い主に飛び掛かったり噛みついてきたりとうさぎにとっても人間にとっても予期せぬ事故やケガを招いてしまうことになります。
去勢・避妊手術をすることでホルモンだランスの乱れや神経質になることを防ぎ、攻撃性を抑制することが出来るため、性格もおとなしくなると言われています。
*マーキングの抑制
オスのうさぎは縄張りを主張するためにおしっこを飛ばしてマーキングをします。去勢をするとこのような行動もほとんどなくなると言われています。
このように、うさぎは去勢や避妊をすることで行動だけでなく、性格も温和にしてくれることがあります。
さぎの避妊手術はペット保険が適用する?
近年はうさぎの飼い主もペット保険に入る方が多くいらっしゃるようです。
調べてみたところ、ペット保険はあくまでペットの健康や傷病についての保険であるため、ただの避妊・去勢手術にはペット保険は適用することは少ないようです。
しかし、子宮や卵巣、精巣や前立腺などに何かしらの病気があり、その病変を取り除くために避妊・去勢手術をする場合には、保険の適用になることもあるようです。