ネザーランドドワーフの餌は何なのでしょうか??
皆さん、すぐに思いつくのが、ペレット状のフードではないでしょうか。
犬や猫などもこのような餌を食べているので、ネザーランドドワーフもペレットが主食だと思っている方が多いと思います。
ペットショップなどでは、沢山の種類のペレットが売られているので、何をどのようにあげたら良いのか悩みますよね。
ウサギの食事を考える上で大切な事は、ウサギの主食は牧草だという事です。
筆者が子供の頃、今から30年近く前にネザーランドドワーフを飼育していた時には、主食は固形状のペレットだとお店の人に教わり、お腹一杯ペレットを与え、ケージの片隅に牧草を置いていました。
けれど、現在は、草食動物のウサギには牧草をメインで与え、ペレットを補助的に与える事がウサギの胃腸の調子を整え、健康維持に繋がると言われています。
牧草を主食として食べることで、歯の伸び過ぎを防ぐこともできます。
補助的にペレットを与える、と言われてもどのくらい与えれば良いのか、またどんな種類を与えれば良いのか分からないですよね。
今回は、ネザーランドドワーフの餌について、どのように牧草とペレットを与えれば良いのか、ペレットはどんな種類の物が望ましいのか、その量についても書いていきたいと思います。
ネザーランドドワーフの餌は何よりも牧草!!
ウサギは完全な草食動物で、野生では繊維質が豊富な草を食べて生活しています。
牧草は繊維質が豊富なので、消化管の働きを助け、毛や異物などの排泄を促します。
ウサギの病気で一番多いのが、鬱滞という消化管の働きが悪くなる病気で、最悪死亡してしまいます。
ウサギは、食物繊維が豊富な草を消化するために、盲腸がとても大きいので、腸の状態が悪くならないようにしておくことが健康維持でとても大切です。
では、ペレットは必要ないのでしょうか?
ペレットにはウサギに必要な栄養素が効率良く摂取できるように配合されています。
また、嗜好性も高いので、牧草嫌いなウサギでもペレットは良く食べるという子は多いのではないでしょうか。
ペレットと牧草はどのような量でどのくらいあげたら良いのでしょうか??
必要なペレットの量はウサギによって異なる
筆者のネザーランドドワーフが通っている獣医さんでは、ペレットは与えず、牧草と野菜を与えるように、と飼育指導がありました。
また、筆者がこのネザーランドドワーフを購入したペットショップでは、餌は牧草とペレットを与えるように言われました。
ペレットは体重の18%〜20%くらいにして下さいと言われました。
体重が1kgのウサギですと、ペレットは一日20g程度という事になります。
ただ、子ウサギのうちは欲しがるだけペレットを与えるように言われました。
購入店と獣医さんで飼育方法の説明が違ったので、少し困りました。
ひとまず、ウサギの様子を見ながら我が家の飼育方法を確立することにしました。
現在飼育しているネザーランドドワーフは幸い、牧草をとてもよく食べてくれる子です。
牧草をよく食べてくれるので、お腹とうんちの調子もとても良いです。
以前飼育していたネザーランドドワーフは、ペレットメインの生活をしていたため、うんちは、現在のウサギよりも一回り小さく、お腹の調子を崩すことが多かったです。
この経験から、健康を維持するためには、牧草を食べる量を落とさないようにする事が大切だと感じました。
一方で、総合栄養食のペレットを全くあげないことにも不安がありました。栄養失調になったらどうしよう、、と思ったのです。
ですので、現在は、朝晩2回12g程度のペレットをあげています。
ペレットは、沢山種類がある中で、少し高めですがグルテンフリーのネザーランドドワーフ専用の物をあげています。
どの種類のペレットをあげようかと悩んだ時は、ウサギを購入したペットショップやブリーダーさんに、子ウサギの頃に与えていたペレットの種類を聞き、最初は同じ物をあげるのが良いと思います。
筆者が一番気をつけている事は、餌をあげる順番です。
筆者のウサギが一番餌を良く食べる時間帯に、まず牧草をあげるようにしています。
牧草をムシャムシャと沢山食べ終わった頃合いを見計らって、ペレットをあげます。
こうすることで、ペレットでお腹がいっぱいになって、牧草を食べないということがないように感じます。
ネザーランドドワーフの餌は?【まとめ】
いかがだったでしょうか。
ネザーランドドワーフの餌について、牧草とペレットについてまとめてみました。
ウサギによっては、牧草が嫌いで全然食べてくれないなど悩みは尽きないと思います。
牧草にも種類が色々とありますし、色々な種類の牧草を試してみて、飼育しているウサギに合った牧草をぜひ見つけてください。