ネザーランドドワーフといえば、小さな身体に、短い耳、丸い顔をイメージされる方が多いと思います。
一般的なミニウサギと比べると、横から見た時の鼻までの距離が短く、成体になっても赤ちゃんのような見た目でとても可愛いですよね。
けれど、ネザーランドドワーフとして子ウサギの頃から飼育していても、大きくなるにつれて、顔が長くなる子もいます。
逆に、赤ちゃんの頃は顔が長かったのに、成長するに従って、丸くなっていく子もいます。
今回は、ネザーランドドワーフの顔の特徴と成長するにつれて起こる顔の変化について書いていきます。
ネザーランドドワーフの顔はの特徴
ネザーランドドワーフの顔の特徴といえば、良い意味でウサギらしくないまん丸な顔ではないでしょうか。
けれど、ネザーランドドワーフとしてお迎えしても、赤ちゃんの頃から、鼻が少し長めの面長の子もいます。
そして、成長と共にまん丸の顔になる子もいれば、面長のままの子もいます。
逆に、赤ちゃんの頃はまん丸な顔だったのに、成長すると面長になる子もいます。
お迎えした、ネザーランドドワーフの、成長による顔の変化は予想する事はできないのでしょうか?
ネザーランドドワーフらしい見た目の子が欲しいと強く望む飼い主さんであれば、成長した後も、まん丸なあどけない顔でいて欲しいですよね。
その場合は、ウサギ専門店などで血統書付きのネザーランドドワーフを購入することをおすすめします。
血統書付きのネザーランドドワーフであれば、3世代前までの個体の情報がわかるため、お迎えした子のおおよその成長の予想がつきます。
血統書付きで販売されているネザーランドドワーフは純血種の場合がほとんどなので、ネザーランドドワーフの特徴である、短い耳、丸い顔、小さい身体という条件を満たして成長するでしょう。
血統書付きでない場合は、交配の過程で他の品種が混ざっている場合もあり、成長の過程で、鼻が長くなったり、耳が長めだったり身体が大きくなったりする事があります。
ただ、筆者の個人的な意見をいえば、ウサギを選ぶ際に、血統書付きである必要はないと思っています。
筆者も、ネザーランドドワーフを生後2ヶ月の頃に、ペットショップからお迎えしました。
当時から、ネザーランドドワーフの割に、耳が長めで身体も大きいなと思っていたのですが、そのままスクスクと成長し、現在も、全て大きめのままです。
けれど、筆者のネザーランドドワーフはとても健康ですし、多少顔が長くても、可愛いネザーランドドワーフであることに変わりはありません。
血統書の有無は、必ずしもウサギの価値を表しているものではありません。
お迎えしたネザーランドドワーフが、どのように成長していこうとも、飼い主にしか見せな表情や仕草はとても可愛いものです。
丸い顔は不正咬合になりやすい!?
ウサギは草食動物ですので、草をすり潰して食べるために、臼歯が発達しています。
鼻が短いネザーランドドワーフは顎が小さいためか、不正咬合になる子が多いようです。
不正咬合は定期的に受診し、歯を削ったり、カットしてもらえれば、大きな問題にはなりません。
早期発見のためには、いつもより牧草や餌の食べが悪い、口の周りにヨダレが付いているなどいつもと違う様子が見られたら、受診するようにしましょう。
また、ネザーランドドワーフの歯の処置を適切に行うためには、ウサギに詳しい獣医さんに診察してもらうことをおすすめします。
ネザーランドドワーフをお迎えしたら、まずは通える範囲のウサギに詳しい獣医さんを探しましょう。
ネザーランドドワーフの顔の特徴【まとめ】
いかがだったでしょうか。
ネザーランドドワーフの顔の特徴と変化についてまとめてみました。
大きくなっても、赤ちゃんのような見た目のネザーランドドワーフはとても可愛らしいですが、家族としてお迎えしたからには、見た目にこだわりすぎることなく、目の前のネザーランドドワーフを可愛がってあげてください。