ウサギにも血液型がある?種類や血液検査する方法や料金を解説!

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唐突ですが皆さんは何型ですか?私はくわがた…いえいえ、B型です。

今回の記事はその血液型の種類についてです!

ゴリラはほとんどB型だったり、ネコのアメリカン・ショートヘアは100%A型だったりイヌは暗号のような血液型が9つもあったり…と動物によって血液型の方式、種類など様々あります。

しかしウサギの血液型について詳しく知っている人は少ないんじゃないですか?


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

知りませんよね?結論から言うとうさぎにも血液型はあるっちゃあるんです!

しかし「ある」とはっきり断言せずに「あるっちゃある」と少し言葉を濁すのにはちょっとわけがあります。

そのわけを解説していきつつ、ウサギには一体どんな血液型があるのか見ていきましょう!

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目次

ウサギの血液型の種類はどんなのがあるの?

まず最初に、我々人間が占いや子供の頃やった性格診断などで使っている一番わかりやすく馴染みのある身近なA型B型O型AB型…というのはABO方式といいます。

海外ではすでにウサギにはA型、B型、C型、E型、F型、H型の6つの抗体があるとわかっているらしく、この6つの抗体を基準とした場合日本のウサギたちはH型がほとんどになります。

ですが中には人間と共通するA型やB型のウサギもいるようです。

ウサギの血液型はA型かB型の二種類だ、と色々なところで聞くことがありますがそれはわかりやすく説明するためにこのABO型のみで見たからだと思います。

しかし本来の意味でのウサギの血液型はH方式で、種類はH1型H2型H1H2型O型の4種。この方式でみるとウサギにはH1H2型が一番多いようです。
このH1H2型は人間でいうA型のような存在だと私は勝手に思っています。

ところがどっこい、残念なことにこの血液型のデータは実験動物によるデータなので動物病院などでは使われていません。

うさぎの血液型を知りたい!その方法と料金はいくら?

もしかしたら自分の家のウサギの血液型を知りたい…と思う飼い主さんもいるかもしれません。

しかし結論から言いますと動物病院ではうさぎの血液型を知ることが出来ません!

なぜならネコやイヌのように血液型検査をしてくれる病院が存在しないからです。

もし血液型を知ることができることができる場所があるとするならば堅苦しい研究機関ぐらいでしょう。

上記ではわかっているのになんでわからないんだ、と思う人もいるとは思いますがあれは研究機関の実験動物で集めたデータなのでイヌやネコのように

動物病院で検査し、知るということが出来ないのです。

じゃあもし輸血が必要になったらときはどうするの?

人間の場合、もしそんな状況になったとき血液型がわかっていたら即座に輸血してもらうことが出来ますよね?

ではもし血液型がわからないウサギがもしそんな大怪我を負い輸血が必要になったらどうするのか見ていきましょう。

まず提供してくれる側の子の血と輸血する側の子の血を少し取り混ぜ合わせ、輸血しても大丈夫か問題が起きないか適合性をみる「クロスマッチテスト」を行います。

そしてクロスマッチテストで何も問題がなければ輸血開始という流れになります。

ウサギにも血液型がある?【まとめ】

ウサギの血液型はあるっちゃあると言ったわけ。

それはA型、B型、C型、E型、F型、H型の6つの抗体に当てはめた結果、日本のウサギはH型がほとんどだが人間がつかうABO方式に当てはめるとA型かB型の二種類しかおらず。

それに加え今現在で一般人が一緒に暮らしているウサギの血液型を知る方法は無いから。
というわけです。

私としてはとてももどかしい気持ちでいっぱいです。

将来技術が進歩し、専門機関ではなく一般的な動物病院でも血液型がわかるようになればクロスマッチテストなど手間のかかることをしなくても輸血など素早く行えるようになり、より多くの命が救えるのになぁと私は思います。

今後の獣医学の進歩に期待大ですね!

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