うさぎは実は以外と頭が良く、しつけをするといろいろな事を覚えてくれます。
しかし、うさぎをしつける際には、しつけを始める前にまずはうさぎとの上下関係を築くことが必要になります。飼い主との上下関係を築くためにはうさぎに対して「顎のせ」「指さし」という方法があります。
うさぎと上下関係がしっかりと出来たらしつけを開始します。
叱る時と褒める時の声のトーンや口調などはしっかりとメリハリをつけ、「今怒られている=いけないこと」「褒められている=良いこと」ということがうさぎに伝わるようにしてあげてください。
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うさぎはしつけが出来る!しつけのポイントは上下関係
うさぎは馬よりも頭がいいと言われており、しつけをすることが可能です。
実際に動画サイトなどで探してみると「待て」が出来たり、その他にも芸が出来るうさぎの動画を見ることが出来ます。
それでは、そんな頭の良いうさぎをしつける際のポイントをご説明します。
*上下関係で飼い主が上になる
うさぎは群れで行動するため、上下関係と信頼関係を求める動物です。
一緒に暮らしていくためには飼い主がリーダーであり、信頼がおけるということをうさぎに認識してもらわないといけません。
うさぎと一緒に暮らす中でこのような行動がうさぎに見られば要注意。
うさぎに下に見られれている可能性があります。
②噛む
③ダッシュで近づいてきてピタッと止まる(威嚇、噛む前触れ)
④散歩中に人の足を踏む
⑤マウンティングを頻回に行う
⑥不満があるとトイレやエサ入れをひっくり返し、大きい音をだして自分の主張を通そうとする
このような行動が見られれば、飼い主は下に見られています。
「下にみられているかも…。」そう思っても安心してくださいね。
しつけの肝である上下関係もしつけることが出来ます。
うさぎに上下関係をしつける方法は?
先ほども記載したように、うさぎをしつけるためにはまず、自分がうさぎより上の立場になる必要があります。
うさぎに上下関係を理解させる方法としては「顎のせ」が効果的といわれています。
顎のせのやり方は、うさぎの頭に飼い主の顎を載せるという簡単なものです。
うさぎの世界では、格下のうさぎの頭に上のうさぎが顎をのせてマウントをアピールします。
それを飼い主とうさぎの間で再現することでうさぎに上下関係を理解してもらうこ都が出来ます。
初めからうまく行くことは少ないので後ずさりをして逃げようとしたりしますが、根気よく続けましょう。
「顎のせ」の他にも「指さし」も効果的です。
これも簡単な方法で、うさぎの眉間を正面から人差し指で押すだけです。
つついたりするのではなく、人差し指でかるく触って、そのまましばらく停止していてください。
こちらの方法も最初からうまくいくことは少ないので、理解してもらうまで根気よく続けましょう。
ちなみにうさぎはハングリー精神が旺盛なので、上下関係を理解した後もうさぎは下克上を狙ってきます。
そのため、飼い主は上下関係を理解した後でも「顎のせ」や「指さし」を繰り返して行い、自分が上だということを定期的に分かってもらいましょう。
上下関係が出来た後、うさぎをしつける際のポイントは?
それでは、うさぎをしつけるポイントをご紹介していきます。
*出来たらしっかりと褒める
名前を呼んできたり、爪切りを頑張ったなど、褒める場面はしっかりと優しい声で名前を呼んで撫でてあげたり、名前を呼びながらおやつを与えると良いです。
*だめなことはきちんと叱る
噛みついたり、マウンティングをしてくるなど、だめなことはきっちりと叱りましょう。
・低い声で「だめ」「こら」などと言う
・うさぎの脇に手を入れて起き上がらせて叱る言葉を言う
・手を叩くか、床を叩いて足ダンのような音を出す
・叱る時には名前を呼ばない
問題行動をした後すぐに叱るようにしましょう。
*叩いたり耳を掴んだりしない
言うまでもありませんが、暴力は絶対にNGです。
信頼関係どころか、飼い主のことを怖い存在としか認識できなくなりますし、うさぎがけがをしてしまうこともあります。
うさぎは上下関係があると飼い主のしつけが楽になる!【まとめ】
一言に上下関係というと厳しいようにも思えますが、一緒に暮らしていく中で、上下関係を築いておくことで信頼関係も出来、しつけもしやすくなることでうさぎと飼い主のお互いがストレスなく暮らすことが出来ます。
もしうさぎがダメなことをしても感情的に手が出るような叱り方は絶対にやめましょう。うさぎに恐怖しか与えませんし、最悪けがをさせてしまうこともあります。
正しいしつけでしっかりとうさぎとの信頼関係を築き、仲良く暮らしていきましょうね。