皆さんの大切な家族であるうさぎさん。そんな大切な家族がご飯を食べなくなって心配だ、理由はなんだろう。
とこの記事を開いたそこの飼い主さん。
一日以上食べていない場合は即座に病院に行ってください!
一刻を争う場合があります!
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
さて、この記事ではなぜご飯を食べなくなったのか、そしてそのときの対処法と対策についてまとめたいと思います。
今後なにが起こるかわかりません、どんなことが原因になるのか予習し緊急時慌てないよう予習しましょう!
うさぎがご飯を食べない時に考えられる原因
ストレス
一番最初に考えられ、大体の原因になるのは主にストレスです。
この場合ご飯を変えた又は湿気っている、引越しをした、ゲージの中が汚い、季節の変わり目、室温がおかしいなど様々な原因が考えられます。
うさぎさんは過度なストレスを感じると胃腸の働きが止まる「うっ滞」を引き起こしてしまいます。
うっ滞になるとあんまり動かなくなったり、息苦しそうにしていたりします。お腹が張っているのですから当たり前ですね。
うさぎさんは我々人間が思っているよりも繊細で厄介なことに弱っているところを隠す生き物です。体調が悪い時はなにか周りで変化がなかったか思い返してみましょう。
対処法は特にありません。うっ滞はうさぎさんにとってよくなってしまううえに比較的亡くなる可能性が高い症状です。素人は手出しをせず即座に病院へ連れていきましょう。
対策としてはご飯変えない、ゲージ内を清潔に保つなどとにかくストレスをかけないことが大切です。
毛球症
換毛期は主に1年に2回、3月~4月の春と9月~10月の秋。
更に4月~6月の初夏、11月~12月の冬の計4回来る子もいます。
この時期に食欲がない場合は「毛球症」を疑いましょう。
毛球症はうっ滞が原因でなる病気です。
簡単に説明すると
- 換毛期にストレスでうっ帯を起こす
- 胃腸がうまく働かなくなる
- 毛球症になる
- ご飯を食べなくなる
というわけです。
うさぎさんはねこちゃんと違い吐き出すことが出来ないので、便と共に排出するしかありません。
この場合、糞が数珠状に繋がっていたりするなどの変化があります。
もちろん換毛期じゃなくてもなる可能性はありますが、毛が生え変わるこの時期は特に気をつけましょう。
対処法は特にありません。即座に病院、最悪手術です。
対策として出来ることは日頃からこまめなブラッシングをする、牧草をあげる、過剰な毛づくろいを防ぐため退屈させないなどがあります。
歯が伸びている
日頃、適度に牧草など硬いものを与えていますか?そうでない場合「不正咬合(ふせいこうごう)」が考えられます。
不正咬合とは伸びている歯のせいで噛み合わせが悪くなっている状態です。
うさぎさんの歯は生涯に渡って伸び続けるものなので使わずに放置した場合、口の中を傷つけてしまうのは必然です。
うさぎさんからしたら食欲はあるのに痛くて食べられないといったところでしょうか。
人間でいう口内炎ですね。
原因として先天性のもの、高いところから落ちたなどで歯が曲がってしまった怪我による外傷性のもの、食生活によるものなどがあります。
対処法は強制給餌がありますが一時凌ぎにしかならないので病院へ行って歯を削ってもらいましょう。
対策として出来ることは齧り木をゲージに置いてあげたり牧草をあげ、歯を使わせることです。
うさぎがご飯を食べない?その原因と対処法【まとめ】
うさぎさんがご飯を食べないとき、それは非常に危険な状態だということを忘れないで下さい。
わんちゃんやねこちゃんと違い「あと一日様子を見てみよう」では遅く、最低でも12時間以上食べないと胃腸の動きが止まり最後には死に至ります。ためらわず病院へ駆け込みましょう。
うさぎさんが頼れるのは飼い主さんだけですので、普段からよく行動や糞の状態を観察し日々の対策をしっかりして大切な家族に苦しい思いをさせないようにしましょう!