うさぎは完全草食動物なので、牧草が主食となります。
牧草は一日中食べられるようにしてあげないといけません。
牧草は、うさぎの健康にとって必要不可欠な食べ物であり、食べ過ぎたからといって、健康を害するという事はありません。
食べるだけ与えて問題ないと言われています。
今回は、うさぎが牧草を食べる事のメリットや、牧草の与え方、沢山食べる際の注意点などをまとめていきたいと思います。
Contents
うさぎが牧草を食べ過ぎても大丈夫なの?
うさぎの健康を維持するために牧草は欠かせない
うさぎは、繊維質が豊富な牧草を食べる事で、消化管の働きを促し、お腹の調子を整えます。
また、固い牧草を歯で噛み切り、すり潰す事で、前歯と臼歯の伸び過ぎを防ぎます。
うさぎの健康を維持するために牧草は欠かせません。
牧草の中でも、特に繊維質が豊富で低カロリーなチモシー牧草がオススメです。
うさぎのケージの中には、一日中新鮮な牧草が入っている状態にしておき、24時間牧草を食べてもらう事が望ましいです。
身体の大きなうさぎだったり、元々食欲が旺盛なうさぎの場合、びっくりするほど牧草を食べる場合があります。
いくら身体に良いと言ったって、こんなに食べて大丈夫なの??と心配になる飼い主さんもいるのではないでしょうか。
牧草は食べ過ぎても害にならない
牧草は食べ過ぎて、害になる事はありません。
カロリーも低いので、太り過ぎになる事もありません。食べるだけ与えて大丈夫です。
ただ、牧草をたくさん食べるうさぎですと、費用がかかりますよね。
牧草はペレットに比べると、安価に購入できますが、それでも最近は値上がりしています。
筆者のうさぎは、一袋500g入りの牧草を10日程度で食べきりますので、1ヶ月に3袋は常備しておかなければなりません。
ペットショップで購入しているのですが、嵩張るので買い物も大変です。
たくさん食べるうさぎの場合、インターネットで10kg単位で購入できるお店もあるので、大容量の牧草を購入することをおすすめします。
牧草だけ食べ過ぎる場合の注意点はあるの??
前述したように、牧草を食べ過ぎることによる健康への害はありません。
ただ、牧草しか食べずに、他の物を食べない場合、ビタミン等の繊維質以外の栄養素が少し不足してしまうかもしれません。
牧草だけをたくさん食べるうさぎの場合、色々な種類の牧草を混ぜて上げると良いでしょう。
イネ科のチモシーの他に、イタリアンライグラス、オーツヘイ、豆科のアルファルファ等、うさぎの牧草はたくさんの種類があります。
アルファルファはカロリーが高めなので、大人のうさぎにとっては食べ過ぎないほうが良いのですが、色々な牧草を食べ慣れておく事は大切です。
なぜなら、年をとってシニア期になった際や病気で食が細くなってしまった時に、食べられる物の種類が多い方が助かります。
うさぎは食べ慣れない物は、なかなか口にしないので、健康なうちに、色々な味に慣れさせておくと良いでしょう。
また、牧草を沢山食べるうさぎには、野菜を多めにあげても良いと思います。
野菜には、水分の他に、様々なビタミンやミネラルも含まれており、うさぎの健康維持に役立ちます。
牧草だけですと、水分が足りないので、水をよく飲むうさぎなら良いのですが、あまり飲まないうさぎですと、水分不足になってしまいます。
筆者のうさぎは、子うさぎの頃から、牧草はよく食べていたのですが、水をあまり飲まない子でした。
獣医さんに相談したところ、野菜で水分を取らせるようにと言われました。
うさぎのうんちが、丸く黒々としていなくて、カサカサした感触の場合は、水分不足の場合があるので、野菜を多めにあげるようにしてください。
うさぎが牧草を食べ過ぎても大丈夫?【まとめ】
いかがだったでしょうか。うさぎが牧草を食べ過ぎる場合の注意点などについてまとめてみました。
牧草を食べてくれる事は、うさぎにとって良い事しかないので、食べ過ぎだと感じても、心配しないでください。
牧草を沢山食べてもらって、ご長寿うさぎを目指してください!