うさぎを新たにお迎えした場合、生後2ヶ月程の子うさぎをお迎えする事が多いのではないでしょうか。
うさぎは牧草が主食だと言われていますが、子うさぎもペレットは控えめにして牧草をメインで与えた方が良いのでしょうか??
結論からいいますと、子うさぎには、ペレットを食べるだけ与えて問題ありません。
けれど食べるだけといっても、お皿に山盛りにあげておけば良いのか、どのくらいあげたら良いのか判断が難しいですよね。
また、牧草が食べられなくなるくらいペレットを与えてしまう事も良くありません。
さらに、最近はペレットも色々な種類があり、どのペレットが子うさぎに向いているのか分からないですよね。
今回は、子うさぎにペレットを与える際の量や頻度、また子うさぎに適しているおすすめのペレットについて書いていきたいと思います。
子うさぎには与えるペレットの適切量は?
生後7ヶ月くらいまでの子うさぎは、身体を大きくするために沢山のエネルギーを使います。
ですので、この時期の子うさぎには栄養価の高いペレットを欲しがるだけ与えて問題ありません。
ただ、欲しがるだけといっても、一日中ペレットがお皿に残っている量は適量ではありません。
朝、夕とペレットをあげるタイミングで、前にあげたペレットが空になっているくらいの量が、望ましいです。
また、ペレットばかり食べて牧草を全然食べないようだと困ります。
その場合は、少しペレットの量を減らす必要があります。
具体的な量はうさぎによって異なってくるので、飼育しているうさぎの様子を見て、増減させる必要があるのですが、例として、筆者のうさぎが子うさぎだった頃の具体的な量について記載します。
筆者が飼育している大きめのネザーランドドワーフの場合、生後2ヶ月の頃は体重が980g程でした。
その時は、朝、晩20g程度のペレットをあげていました。
牧草も毎朝箱一杯新しい牧草をあげていました。
筆者のうさぎはこの量で、ちょうど食べきる事ができ、なおかつ牧草もよく食べていました。
子うさぎにあげるペレットは栄養価の高い物を選ぼう!
子うさぎに与えるペレットは、子うさぎ用の高タンパクな栄養価の高いものが売っているので、筆者はその子うさぎ専用の物を与えていました。
筆者が与えていた、子うさぎ専用の物は、アルファルファというチモシーよりもタンパク質やカルシウムの含有量が多い豆科の牧草を主原料に作られていました。
こちらを生後7ヶ月まで与えていました。
生後7ヶ月以降はペレットをチモシーが原料の物に切り替え、ペレットの量も減らしていきました。
生後7ヶ月以降は、牧草をメインで食べてもらう事が望ましいです。
また、子うさぎ専用のペレットをおすすめしましたが、お迎えしてから突然ペレットが変わると、食べなくなってしまううさぎもいるので、まずは、うさぎを購入したペットショップやブリーダーさんに確認して、同じ物を与えると良いと思います。
うさぎが環境に慣れてきて、飼い主さんが別のペレットに変えたいと考えた時に、新しい物を試してみましょう。
その際に、急に切り替えるとやはり食べなくなってしまう恐れがあるので、最初のうちは今まで食べていたペレットに新しいペレットを少し混ぜて与え、徐々に移行していくと良いでしょう。
子ウサギのペレットの適切量は?【まとめ】
いかがだったでしょうか。
子うさぎの頃のペレットの量、おすすめのペレットについてまとめてみました。
子うさぎの頃はとにかく身体を大きくする事が大切なので、あまり細かい事は気にする事なく、子うさぎが毎日大きくなっているかな、という事を一番に考えましょう。
ただ、子うさぎの頃の食生活がその後の健康にも関わってきますので、牧草をしっかりと食べる食習慣だけは身につけてもらいましょう。