うさぎがが下痢をする場合は、菌やウイルス・寄生虫の感染や食事内容、ストレスなどが原因である場合が多いと言われています。
そのため、うさぎが下痢をした場合はまず所持内容やストレスの負荷の可能性を考えてみましょう。
しかし、うさぎの胃腸の酸は強いので、薬の量が少なくてもなかなか効果は期待できないため、小さじ1~2杯程度を与えるようにしましょう。
今回はうさぎの下痢とビオフェルミンの効果、飲ませ方などをご説明していきます。
ぜひとも参考にされてみてください。
Contents
うさぎの下痢!原因は?
うさぎは通常硬くてコロコロの硬便と、盲腸便というブドウの房のような形をした便の2種類の便をします。
盲腸便は通常、肛門から直接うさぎ自身が食べてしまうので私たち飼い主があまり目にすることはありません。
下痢をする原因は、主に3つあります。
*菌、ウイルス、寄生虫の感染
細菌、真菌に感染し、腸内環境が乱れた場合は下痢をすることがあります。
あまた、細菌だけではなくロタウイルスなどのウイルスや、コクシジウムという寄生虫に感染している場合にも下痢の原因になります。
*食事内容
食べている餌の繊維質が低く、でんぷんや糖質の多い食事は胃腸に負担をかけてしまうため下痢の原因になります。
主食の牧草を与えていなかったり、果物などの甘いおやつを与えすぎているとお腹の調子を崩して下痢をしてしまうことがあります。
*ストレス
人間もストレスや緊張でお腹を壊すことがあるように、うさぎもストレスや緊張で胃腸の働きが悪くなってしまい、下痢をしてしまうことがあります。
長時間の移動や環境の変化など、些細なことがうさぎにとってはストレスになります。
うさぎの下痢がビオフェルミンで治った?その効果は?
うさぎの下痢について調べていると「人間用のビオフェルミンが良い」という書き込みがあります。
たくさんのサイトを調べていると、どうやら人間用の「ビオフェルミンS」という薬剤で下痢が治ったという報告がありました。
ビオフェルミンSとはヒト由来の乳酸菌が小腸から台帳まで広く届いて定着して整腸作用を発揮するというお薬です。主には成長・軟便・便利・お腹のハリに効くと公式では説明されています。
ただ、うさぎの胃腸は酸が非常に強力であるため、乳酸菌を与えてもすぐに死滅してしまいますし、乳酸菌が必要な消化をしないので、毒になるものでもないけどあげても意味がないという風に言われてもいるようです。
また、ストレスなどの下痢に対しては効果がありますが、ビオフェルミン自体に感染性の下痢や寄生虫による下痢に関しては効果がないため、治った?と思ってもまたぶり返すことが多いようです。
何回も治った?→下痢になった場合は、うさぎさんには緊急性がある可能性もあるので、すみやかに病院に行きましょう。
うさぎにビオフェルミンを飲ませる!飲ませ方は?
それでは、うさぎにビオフェルミンを飲ませる方法を説明します。
ビオフェルミンは粉末状の粉薬ですので、小さじ1~2杯を与えます。
与える場合はそのまま口放り込むのは難しいので、ペレットに混ぜたり、果物にまぜて与えるようにしましょう。
また、うさぎの飼い主の中には日常的にごはんにビオフェルミンを混ぜて与える方もおられるようです。
多すぎても悪いものでもありませんが、念のため与えすぎには注意しましょう。
うさぎの下痢をはビオフェルミン治せるの?【まとめ】
今回はうさぎの下痢についてご説明していきました。
うんちは動物の健康のバロメーターになるので、日頃から注意深くうんちを観察するようにしましょう。
もしうさぎが下痢をしてしまったら食事やストレスについて見直してみましょう。
人にとってはただの下痢でもうさぎなどの小動物にとっては命に関わる病気である可能性もあるので、ビオフェルミンで治るのを待つのではなく、応急処置的に使用して出来るだけ速やかに病院に連れていくようにしましょう。