うさぎをお迎えする際には、できるだけストレスなく、のびのびと過ごす事ができる環境を整えてあげたいですよね。
そのために、うさぎの得意な事、苦手な事、気をつけた方が良い事をまとめてみました。
うさぎは、皆さんのイメージ通り、走る事やジャンプする事がとても得意です。
野生のニホンノウサギはなんと時速80km程で走ることができるそうです。
家庭で飼育されているうさぎは小型のものが多いので、さすがにそんなに早くは走らないと思いますが、走りまわることが大好きです。
また、ジャンプ力ですが、筆者が飼育しているネザーランドドワーフは助走なしで90cm程ジャンプしたことがあります。
うさぎが得意な事をのびのびさせてあげたい反面、飼育する際に注意しないといけないことがありますので、詳しく書いていきたいと思います。
うさぎが得意なことは走る事!?どれくらいのスペースが必要なの?
うさぎを飼育する際は、専用のケージで飼育し始める方が多いかと思います。
しばらくしてうさぎ・飼い主共に生活に慣れて来たら、是非ケージの外に出してあげましょう。
その際には、サークルで仕切って、サークル内で遊ばせても良いですし、飼い主のいるリビングに放してあげてもいいです。
また、うさぎ専用の部屋を作ってそこで遊ばせてあげてもいいかと思います。
お家の広さや、アレルギーのある家族がいるなど生活環境によって変わってくるかと思いますが、是非うさぎが走り回る事ができる広さを用意してあげて、沢山運動させてあげましょう。
うさぎは走る事やジャンプする事が大好きなので、嬉しくなると、身体を捻りながらジャンプしてみたり、すごい速さで走り回ったりします。
筆者の家では、うさぎが走り回ると「一人(兎)運動会が始まったね〜」と言いながら見ています。
うさぎが走り回る時に注意する事
うさぎの足には肉球がないため、フローリングの上では滑ってしまい、上手に走ることができません。
そのせいで、足を脱臼してしまう子もいるようなので、うさぎが走り回るところには、カーペットやマットなどを敷くようにしましょう。
また、毛足の長い物やループ状のカーペットですと、爪が引っかかって怪我をしてしまう場合があります。毛足の短い敷物がベストだと思います。
うさぎがジャンプ時に骨折の危険がある?
うさぎは、野生では被捕食動物のため、天敵から逃れるために、素早く逃げなくてはいけません。
そのため、うさぎの骨は中が空洞になっておりとても軽いそうです。
よって、素早くトップスピードで走ることができたり、身軽にジャンプすることができますが、その反面、骨がとても脆く骨折しやすいという弱点があります。特に高い所から飛び降りる際には注意が必要です。
飼い主が立って抱っこしていて、うさぎが飛び降りてしまった、サークルの中で散歩させていたら、柵を飛び越えて高い所から着地してしまった、椅子の上に飛び乗ってしまい、そこから飛び降りた、などはうさぎを飼育していれば起きてしまう事だと思います。
若いうさぎであったり、上手に着地すれば問題がない場合もありますが、時に骨折、脱臼してしまう場合もあります。
そのような不幸が起きないために、うさぎを外に出している時は、できるだけ目を離さない、高い所には登らせないようにする工夫が必要です。
筆者の家では、部屋んぽの際は、椅子は机の上に上げて登れないようにしています。
また、抱っこする際も座って抱っこするようにしています。かわいいうさぎに怪我をさせないためにも、できる範囲で飼い主が注意しましょう。
うさぎが得意なことは?【まとめ】
いかがでしたか。
うさぎが得意な事、気をつけた方が良い事についてまとめてみました。
飼い主としては、得意な事を沢山させてあげて、楽しく暮らして欲しいと思いますよね。
少しの工夫で怪我のリスクを減らす事ができるので、皆さんも一度危険な箇所はないかなと、確認してみてはいかがでしょうか。