うさぎが怒ったり、仲間に危険を知らせる時に、後ろ足をダンッと踏み鳴らす仕草を足ダンと言います。
この足ダンですが、あまりしないうさぎもいれば、とても頻繁にするうさぎもいます。
そして、足ダンをする場所にもよるのですが、人間が驚く程大きな音がする場合もあります。
特に夜間に頻繁にするうさぎの場合ですと、ご近所に響いていないかなと心配になりますよね。
うさぎの足ダンに防音対策は必要なのでしょうか?
筆者は、集合住宅や隣近所と密接な場所に住んでいる場合は、ある程度の防音対策をした方が良いと思います。
騒音の感じ方は人それぞれですが、猫が上階を歩いている音さえも気になると言っている人の話を聞いた事があります。
一度トラブルになってしまうと大変なので、トラブルになる前に対策をしましょう。
今回は、うさぎの足ダンの防音対策について、具体的にどのようにしたら良いのか書いていきたいと思います。
うさぎの足ダンの防音対策
うさぎの足ダンは、ほとんどしないうさぎもいれば、すごく頻繁にするうさぎもいます。
また、うさぎの年齢によって、思春期と言われる生後6ヶ月から1年の間だけ頻繁にする場合など様々です。
筆者の飼育しているうさぎは、まさしくこの思春期の頃にとても頻繁に足ダンをしていました。
うさぎの足ダンで、一番音が響く場所は、ケージ内のすのこの上ではないでしょうか?
ケージ内のすのこの上でダンダンされると、ケージの金網にすのこがあたって音がとても響きます。
また、ケージ内などで足ダンする場合は、大きな音が出る事以外に、うさぎが足裏を傷つけてしまうことも問題です。
まず、足裏を保護するためにスノコの上に休足マットを敷くと良いです。
ペットショップなどで休足マットが売っているので足裏を保護してあげましょう。
次に、すのこと金網がぶつかって音が出ないように、すのこと、すのこがあたるケージの間に緩衝材を挟むと良いです。
この緩衝材は、タオルや分厚い両面テープ、段ボールなど家庭で準備しやすい物で良いかと思うのですが、うさぎによっては齧ってしまうので、飼育しているうさぎが齧らない物をおすすめします。
何の素材でも齧ってしまう場合は、緩衝材を入れた部分を、プラスチックのクリアファイルなどで保護すると良いです。
プラスチックのクリアファイルは手に入りやすく、様々な場所でのうさぎの齧り対策にとても役立ちます。
サークル飼育に変更することもおすすめ
筆者は、うさぎ用のケージではなくサークル内でうさぎを飼育しており、下にカーペットを敷いています。
カーペットの上で足ダンする場合は、大きく音が響く事はありません。
また、うさぎの足裏の事を考えても、カーペットの上だと安心です。
もし、色々な対策をしてもケージ内の足ダンをやめない場合には、思い切ってサークル飼育をする事をおススメします。
トイレがある程度きちんとできるうさぎならば、サークル内にマットを敷いて飼育する事ができます。
部屋んぽ中の足ダンの防音対策には、防音シートを使おう
筆者が飼育しているうさぎは、部屋んぽ中も頻繁に足ダンしていました。
カーペットの上なら良いのですが、フローリングの上だと音も響く上に足裏にも良くないのでは、と心配になりました。
そこで、部屋んぽ中は、防音のためにジョイントマットを敷くようにしました。
ジョイントマットの上ですと、音も吸収してくれて、足裏にもダメージが少ないのでとても良かったです。
うさぎの足ダン防音対策【まとめ】
いかがだったでしょうか。
今回は、うさぎの足ダンの防音対策についてまとめてみました。
金網同士があたらないように緩衝材を使用すること、床には防音シートを敷く事である程度音は抑えられると思います。
うさぎによって素材を齧ってしまったり、嫌がる素材もあるかと思いますので、飼育しているうさぎの様子をよく観察して、その子に合った防音対策を探してみてください。