ヤマトヌマエビを水槽内で捕獲する方法は?裏技を解説!

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美しいレイアウト水槽を維持するために、コケ取り要員としてヤマトヌマエビを飼育している方は多いと思います。

特に糸状・ヒゲ状のコケに対して、ヤマトヌマエビは絶大な力を発揮するので、重宝している方も多いでしょう。

ところが、そのエビを捕獲するとなると、かなり大変です。

やり方によっては、どうしても水草を傷つけ、レイアウトを崩してしまいます。

そこで、今回は道具を使ってヤマトヌマエビを効率的に捕獲する方法について紹介します。

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目次

ヤマトヌマエビを捕獲が必要なのはどんなとき?

個人的には、一度水槽内に放したヤマトヌマエビを捕獲することはほとんどありません。

ミナミヌマエビのように水槽内で繁殖するわけではなく、放っておいてもだんだん数が減っていくので、むしろ「減ったな」と思ったら買い足すくらいです。

では、ヤマトヌマエビを捕獲するのはどんなときでしょうか。

よくあるのは、ヤマトヌマエビが水草を食害してしまう場合です。

ヤマトヌマエビが水草を食べてしまうことは少ないのですが、繊細な葉をもつ水草の場合、新芽が食べられてしまうことがあります。

レッドカボンバなど、新芽の赤い色が美しい水草の場合、食べられてしまうと見た目を大きく損ないます。

次に、混泳している魚と相性が悪い場合です。

ヤマトヌマエビだけでなく熱帯魚を泳がせている水槽だと、その熱帯魚との相性が悪い場合があります。

たとえば、ベタやグーラミーのようなひれが長く動きの遅い魚の場合、そのひれにエビがイタズラする場合があります。

逆に、一部のシクリッドでは口に入る大きさのエビを食べてしまう場合もあります。

もうひとつ、エビが多すぎた場合や、エビの投入を中止したい場合です。

もともと、エビを入れるのは水槽のコンセプトに合わないがコケを駆除するために一時的に投入したい、という場合もあります。

こういう場合、一通りコケの駆除が終わったらエビを捕獲することになります。

ヤマトヌマエビの捕獲・回収は難しい?

実は、一度水槽内に放したヤマトヌマエビを捕獲するのはなかなか厄介な作業です。

魚よりも物陰に隠れる習性が強く、魚よりもトリッキーな動きをします。

しっかりと作り込んだ複雑なレイアウトであるほど、エビの捕獲は難しいでしょう。

仮に魚用のネットで捕獲しようとすると、どうしてもレイアウトを傷つけてしまうでしょう。

内容物をすべて取り出して丸洗いするリセットなら網での回収が手っ取り早い方法ですが、レイアウトを維持したままネットでエビを捕獲するのは不可能と考えていいでしょう。

レイアウト水槽でエビを捕獲するならトラップが便利!

網を使わずにエビを捕獲する場合、トラップを自作すると便利です。

作り方は何通りかありますが、私はペットボトルを使っています。

500mlより1.5Lや2Lの大きなペットボトルを使うといいでしょう。

良く洗ったペットボトルを肩口で切り、フタを逆さまにして本体に差し込みます。
簡単ですが、これで完成です。

あとは、イトミミズや冷凍赤虫、肉食魚用フードなど匂いの強い餌を入れて水槽内に沈めておけば、匂いにつられたエビたちが入ってきます。

ちなみに、このトラップではかなりの確率で同居している魚も入ってしまいます。

魚が入りにくくするコツは、ペットボトルを立てて沈めることです。

魚はあまり垂直に移動することはありませんが、エビは角度に関係なく移動するため、ペットボトルを立てておけば魚が入りにくくなるのです。

トラップを仕掛けている間はちょっと美観を損ねてしまいますが、エビを捕獲するまでの間と割り切って使いましょう。

ヤマトヌマエビを水槽内で捕獲する裏技を解説!【まとめ】

できれば、水槽にエビを放すと決める前に、本当にエビが必要かどうかよく検討した方がいいでしょう。

ここではトラップを使ったエビの捕獲について紹介しましたが、捕獲しないで済むのならそれが一番です。

お掃除役であっても、計画的に飼育したいものですね。

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