プラティのオスメスの違いと見分け方とは?詳しく解説!

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豊富な改良品種と、ずんぐりとしたかわいらしい体形で人気のプラティですが、繁殖も非常に簡単です。

グッピーと同じ卵胎生なので、オスとメスを一緒に飼っていれば自然と稚魚が生まれています。

いつの間にか水槽内で数が増えているくらいです。

今回は、プラティのオスとメスの見分け方と、繁殖の仕方についてご紹介します。

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目次

プラティのオスとメスの違いと見分け方は?

プラティのオスとメスを見分けるのは簡単です。

オスとメスで体形が違うグッピーほど簡単ではありませんが、プラティの場合は尻びれを見れば一目瞭然です。

ちなみに、尻びれとは、尾ひれと腹びれの間にあるひれのことです。

性成熟した個体の場合、オスは尻びれが棒のように固くまっすぐになります。

メスはひらひらとした普通のひれです。

オスの棒状になった尻びれは「ゴノポディウム」といい、生殖器になっています。

このゴノポディウムは性成熟に達しないと確認できないので、ゴノポディウムがあれば性成熟に達したオスだと判断することができます。

ゴノポディウムがない個体は、メスか未成熟なオス、ということになり、この両者を分けるのは難しいかもしれません。

生後3か月たてば、オスはほぼ性成熟するので、生後3か月でゴノポディウムが出ていなければメスと判断してもいいでしょう。

プラティのオスメスの水槽は分けるべき?

繁殖予定がなければオスメスは別ける

さて、オスとメスの見分けができたところで、分ける必要があるかどうか、考えてみましょう。

もし、特に繁殖させる予定がなく、数が増えると困るようであれば、見分けができた時点でオスとメスを分けましょう。

できれば、そういう場合は初めからオスだとわかっている個体だけを買うべきです。

ちなみに、メスはしばらく体内にオスの精子を貯蔵する仕組みがあるため、一度交尾したメスは何度か出産する可能性があります。

品種の血統を維持したい場合も別ける

また、きちんと品種の血統を維持したい場合も、オスとメスは分けましょう。

いくつかの品種を混ぜて飼っている場合、オスとメスを分けないと品種が混ざってしまいますし、同じ品種どうしでもクオリティに差があるためです。

品種にこだわりがなく、ある程度数が増えてもかまわないなら、オスとメスは分けなくてもかまいません。

水草などの隠れ家があれば、自然繁殖で殖えていくはずです。

プラティの繁殖方法についてご紹介!

オスとメスを一緒に飼っていれば自然に繁殖する

プラティはグッピーと同様、卵胎生で繁殖が容易な魚です。

水槽内にウィローモスなどの隠れ家となる水草があれば、オスとメスを一緒に飼っていれば自然繁殖します。

血統維持などを目的に、計画的にきちんと殖やしたいなら、まずはオスとメスそれぞれの水槽と、稚魚育成用の水槽を用意しましょう。

普段はオスとメスを分けて飼育し、繁殖させるときに、稚魚育成用の水槽にペアを入れます。

妊娠が確認できたら、オスは元の水槽へ

メスのお腹がパンパンになり、妊娠が確認できたら、オスは元の水槽に戻しましょう。

しばらくしてメスが出産し始めたら、そのまま丸一日様子を見ます。

出産に一日かかるケースもあるためです。もう出産しないようであれば、メスも元の水槽に戻します。

生れた稚魚は自力で泳ぎ、最初から稚魚育成用の飼料を食べることができます。

そのまま飼育し、2か月過ぎたあたりから各個体の尻びれを注意してみるようにします。

ゴノポディウムが確認できたら、オスの水槽に移しましょう。

プラティのオスメスの違いと見分け方とは?【まとめ】

プラティのオスは尻びれが棒状のゴノポディウムという生殖器に変化します。

このゴノポディウムがあるかないかで、オスとメスを区別することができます。

品種にこだわらず、自然繁殖してもかまわないのなら、特にオスとメスが区別できる必要はありません。

しかし、殖えると困る環境だったり、きちんと計画的にブリーディングしたいと考えているのなら、オスとメスは確実に区別し、分けて飼わなければいけません。

自分の飼育スタイルとも照らし合わせて考えてみてくださいね。

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