ネオンテトラのphショックに要注意!適した水流や水温を紹介!

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小さくてキレイなネオンテトラは飼育も容易で、とても人気の高い観賞魚。

どこのアクアショップでも見かけるネオンテトラですが、繁殖方法がとても難しいことはご存じでしょうか。

今回はそんなネオンテトラの繁殖水槽の作り方、適した水流や水温、phなどをご紹介します!

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目次

ネオンテトラのphショックに注意!

なぜネオンテトラの繁殖にphショックという言葉が出てくるの?と思った方もいらっしゃると思います。

それには理由があり、ネオンテトラを繁殖させるためにはネオンテトラの生息地であるアマゾン川を再現。

自然界でのネオンテトラはアマゾン川に大量の雨が降る時期に繁殖期を迎えます。

アマゾン川に大量の雨水が混じることによって水質・水温の急激な変化が訪れ、それがきっかけでネオンテトラは子孫を残そうとするため繁殖行動を行うようです。

水槽でこの水温と水質の変化を再現しなければ、ネオンテトラが繁殖することはほぼありません。

どこのアクアショップでも販売されているネオンテトラですが、ほとんど輸入のようです。

その数値はおよそ95%と言われています。国内での生産がおよそ5%と考えると、本当にネオンテトラの繁殖は難しいことがわかりますね。

話を戻しますが、ネオンテトラの繁殖を促すために急激な水温・水質の変化を水槽内で再現しなければなりません。

水温や水質が変わると小さなネオンテトラの負担になり、最悪phショックを起こして死んでしまいます。

繁殖させるためには少しphも変化させないといけません、いきなり変化させるのではなく、徐々にphを下げるのが良いです。

ネオンテトラの繁殖水槽の作り方

用意するもの

・ネオンテトラのオスとメス
・繁殖用水槽
・ブラックウォーター
・ヒーター
・フィルター
・水槽を暗くするための大きい暗い紙

あった方が良いもの

・底材(ウイローモスや大きめの砂利)

まずはネオンテトラのオスとメスの見分け方から

上からネオンテトラを見てみると抱卵しているメスはふっくらとした体型で、背中が黒ずんでいます。

オスはスマートな体型、背中の色は変わっていません。

上記はある程度成熟したネオンテトラでないと見分けることが出来ませんので、成長したオスとメスを入れましょう。

次に繁殖用水槽にはブラックウォーターを用意。

ネオンテトラの生息地であるアマゾン川は茶褐色のブラックウォーターのようなので、用意してあげます。

市販されているブラックウォーターの素を使用が一番簡単です。

phは6前後、水温は25℃~26℃位に設定しましょう。

紙や段ボールを使用して暗くすることも大切です。

その状態で飼育してみて、産卵が見られないようならば水質を変化させてみましょう。

・phを少し下げてみる
・水温を20℃位まで一度下げて1週間、その後26℃までゆっくり上げる

試行錯誤しながら水質・水温を変化させてみると産卵が見られるかもしれません。

水流は強くても大丈夫です。大雨のアマゾン川の水流は強いです。

もしも産卵したら

産卵に成功してもまだまだ油断できません。

ネオンテトラの稚魚はとても小さく、フィルターに吸い込まれたり、餌が食べられず餓死してしまうことも多いようです。

もしも繁殖に成功したら、まずは親のネオンテトラを隔離。

そのままにすると卵が全て食べられてしまいます。

卵は1日ほどで孵化します。

産まれてから5日までは稚魚は光に弱いため、必ず段ボールや紙で遮光しましょう。

観賞魚用のライトも必要ありません。

餌はブラインシュリンプや市販の稚魚の餌で大丈夫です。

その際きちんと食べられているのか確認してください。

食べられていなければ餌を替えてみる、水を換えてみる、などしてみましょう。

水替えの頻度は水槽サイズにもよりますが、親と同じ頻度で大丈夫です。

1週間に1/3程度の水替えです。

大きい水槽ならば少しサボっても大丈夫ですが、小さい水槽ならばもっと早い方が良いです。

10L水槽ならば3日に一回1/3程度、という感じですね。

水槽の様子を見て、汚れているようならばすぐに水を換えてあげましょう。

無事に3か月程度何もなければ問題なく親と一緒の水槽に入れることが出来ます。

ネオンテトラのphショックについて【まとめ】

ネオンテトラの繁殖について紹介しました。

方法を紹介しましたが、必ずしもこの方法で繁殖するとは限りません。

そのくらいネオンテトラの繁殖、稚魚を育てることは難しいのです。

もしも繁殖に成功したらあなたは立派なアクアリウムのプロと言って良いでしょう。

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