ミナミヌマエビの性別の見分け方はある?オスとメスの違いなどを紹介!

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ミナミヌマエビは飼育も容易で、水槽内のコケや汚れの原因を食べてくれる「水槽の掃除屋」としても有名でとても人気のあるエビです。

そんなミナミヌマエビの寿命は1年半と短いので、適度に繁殖させて水槽内には常に入れておきたいですよね。

今回はミナミヌマエビの性別について、見分け方やオスとメスの違いなどを紹介します!

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目次

ミナミヌマエビの性別の見分け方

稚エビの段階では判断は難しいので、成長したミナミヌマエビの見分け方を紹介します。

ミナミヌマエビの体は透けていて、内臓なども良く見えます。

まずは一番簡単だと思う見分け方を紹介。ミナミヌマエビの背中部分に注目してみましょう。

オスとメス共通して頭の少し後ろあたりに黒っぽい内臓が見えます。

内臓の少し後ろあたりにオスとメスの見分ける部分があります。

オスを見分けるポイント

・精巣(精子を作る場所)
・輸精管(精子を運ぶ場所、貯める場所)

上記をオスは体に持っていて、輸精管に精子が溜まっていると背中から白っぽい筋が見えます。

メスを見分けるポイント

・卵
・卵巣

繁殖期のメスは卵を持っていれば容易に見分けることが出来ます。

産卵が近くなると抱卵(ほうらん)と言ってお腹に卵を抱えます。

お腹部分に黒っぽい卵を持っていればメス。

抱卵前にも確認することが出来ます。背中を見てみましょう。

オスの精巣に当たる部分(内臓の少し後ろ)にメスが卵を持っていれば白っぽい卵を持っているのが確認できます。

背中を見て白い筋があればオス、白いつぶつぶがあればメスです。

ミナミヌマエビは成長するとオスメスの大きさに若干の違いが!

オス
・最大2センチ位

メス
・最大3センチ

メスの方が大きいです。3センチを超えるようなミナミヌマエビならばメスで間違いはありません。

ミナミヌマエビのオスとメスの触角は少し違う

ミナミヌマエビの4本の触角はオスの方が大きく立派です。

オスの触角はメスの触角よりも1.5倍も大きいと言われて、オスがメスの匂いをかぎ分けられるために発達したと言われています。

ミナミヌマエビのオスとメスは体型がすこし違う

ミナミヌマエビのメスはお腹に卵を抱えるので、お腹周りがふっくらしています。

対してオスはスマートな細身。

上から見てみると違いがわかりやすいです。

ミナミヌマエビのオスとメスの違い

ミナミヌマエビはオスとメスで行動がすこし違います。

オスは落ち着きがなく、常に水槽内を動き回っています。動きも早いです。

メスはあまり動かず、動いてもゆっくり動きます。

水槽内をじーっと見てみると判断できます。

エビが抱卵をする前兆に「抱卵の舞」と呼ばれる求愛行動をします。

ただ泳ぎ回るだけですが、ミナミヌマエビがいつもと違った泳ぎ方、上にも下にも泳ぎ回ります。

抱卵の舞とはオスが水槽内を泳ぎ回り、メスに求愛をするものです。

ミナミヌマエビを飼育している方、ぜひ一度は見てみてください。感動します。

ちなみにこの時もオスのみが泳ぎ、メスはじっとしています。一緒につられて舞うようなことはないようです。

水槽内で常に動き回るミナミヌマエビがいればオス、動かないなーと思ったらメスだと考えて良いでしょう。

ミナミヌマエビの性別の見分け方【まとめ】

ミナミヌマエビの性別の見分け方などを紹介しました。

見分け方としては背中から卵の有無を確認するのが一番簡単だと思います。

卵がわからなければ、他の特徴と合わせてみてみましょう。

オスの方が落ち着きないなんて、まるで人間のようですね。

待ちを歩く人間も、男のほうが落ち着きがないような気がします。

ミナミヌマエビは小さくて見分けづらいですが、ぜひオスとメスを見分けてミナミヌマエビの繁殖に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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