ミナミヌマエビが抱卵!隔離の必要性や時期、抱卵時の水替えなどを紹介!

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「水槽の掃除屋」としてアクアリウムの中でも人気のミナミヌマエビ。

水槽内で大活躍のミナミヌマエビを常に水槽内にいてもらうために、繁殖させてみたいと考えたことはありませんか?

ミナミヌマエビは卵を産まず、体内で卵を育てます。卵を持った状態の事を「抱卵」と呼びます。抱卵したらその後はどうすればよいのかわかりませんよね。

今回はミナミヌマエビが抱卵したら隔離するのか、抱卵の時期や期間、抱卵時の水替えの仕方などを紹介します!

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目次

抱卵したミナミヌマエビの見つけ方

ミナミヌマエビの産卵は卵を産み付けるわけではありません。体内に卵を持ち、体内である程度育ったら稚エビを産みます。

ミナミヌマエビが抱卵すると、お腹の部分が大きく成り、産む前には稚エビの目が透けて見えるようになります。

ミナミヌマエビのお腹に小さなつぶつぶが見えたようでしたら、抱卵しています。

ミナミヌマエビの抱卵する時期は暖かい時期、冬以外通年抱卵します。

水温が20℃を超える時期になると抱卵すると言われています。

熱帯魚を混泳させている場合ヒーターを入れていますので、1年を通して抱卵します。

ミナミヌマエビが抱卵したら隔離は必要?

あらかじめ繁殖させたいのであれば、隔離は必要です。

抱卵状態のミナミヌマエビは人間でいうと妊婦さんです。

妊婦には刺激を与えないように、混泳させている魚、他のエビとも分けましょう。

特別に容器を用意するスペースがなければセパレーターなど、水槽内で分けても大丈夫です。

ミナミヌマエビが抱卵から産卵まではどうする?

抱卵中のミナミヌマエビが産卵するまではおよそ2週間から4週間。

産卵するまでは隔離し、その際も餌やりと水替えは忘れずに行いましょう。

水質の変化や環境の変化は抱卵中のミナミヌマエビのストレスの原因になります。

ここでミナミヌマエビにストレスを与えてしまうと、産卵しなくなったり、抱卵中の卵がしんでしまうことになります。

なるべく水質悪化させないように、少ない量の水をこまめに換えたり、餌の量を減らします。

隔離水槽にもソイルや水草を入れて、なるべく水質悪化させないような水槽にすると稚エビが生まれた後も安定した水質で手間も少なく育てることが出来ます。

ミナミヌマエビがついに産卵、その後はどうする?

まずは親エビは通常の水槽に戻してください。稚エビが食べられてしまいます。

稚エビは抱卵中のミナミヌマエビよりも慎重に扱います。

特に生まれてから1週間程度は餌やり以外何もしない方が良いです。

水替えは1週間に1/3程度、掃除はやめておきましょう。

稚エビは小さくても水草などを食べます。ベアタンクでなければ餌やりは不要です。

餌を与えるのであれば、稚エビ用の市販されている餌でも大丈夫です。

早く大きくなれるようにと、たくさん与えては水質悪化の原因になりますので餌は少なめにして水を汚さないようにしましょう。

おすすめは水草を入れておくことですね。

稚エビは1か月もすると成熟したミナミヌマエビとほぼ同じになります。

親エビと一緒にしても大丈夫ですが、水槽に入れる前に以下に注意してください。

・混泳させている魚がいれば、口に入る大きさではないか(稚エビが食べられてしまう)
・健康状態はどうか(この時病気を持っていたら水槽内に病気を持ち込むことになる)

この2つが問題なければ通常水槽に入れても大丈夫でしょう。

ミナミヌマエビの抱卵時の隔離の必要性【まとめ】

ミナミヌマエビの抱卵から産卵までを紹介しました。

ミナミヌマエビの寿命は1年半と短いので、自分で繁殖させることが出来れば水槽内には常にミナミヌマエビがいる状態にできます。

ミナミヌマエビの産卵は他の魚と似ています。

魚の産卵も隔離して、稚魚に餌を与えたり、ほとんど変わりません。

ミナミヌマエビが抱卵したら練習として稚エビを育ててみるのも良いかもしれませんね。

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