メダカの卵が無精卵ばかりな原因と対策!意外な原因があるかも?

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メダカが卵を産んでも一向に稚魚が孵化せず、産んだ卵が無精卵ばかりだった!

なんてことはありませんか?

せっかく卵を産んでくれたのに、いくら待っても稚魚が産まれて来ないとがっかりしてしまいますよね。

きちんとオスとメスが繁殖活動をできれば受精卵となるのですが、いろいろな原因で無精卵ばかりになってしまうこともあります。

今回は、メダカが無精卵ばかり産んでしまう原因とその対策について解説させていただきます。

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目次

メダカの無精卵と受精卵の違い

メスは繁殖の時期に無精卵を自分のお腹の中に宿します。

メスはオスとの交尾で刺激を受けて、無精卵を産み落とし、産み落とされた無精卵にオスが精子を振りかけて受精卵となります。

交尾していなくても、何かの拍子に無精卵を産み落とすこともあります。

この無精卵と受精卵の違いについては、もちろん卵が受精できているか、受精できていないかですが、見た目にも違いがあります。

無精卵は白く濁っており、受精卵は透明で黄色味がかかっています。

他にも触った感触が違い、無精卵はぷにぷにと柔らかく、受精卵は張りがあり結構硬いです。

この様に、無精卵と受精卵には明確に判別できます。

無精卵ばかりの卵の中にも、もしかしたら有精卵が紛れているかもしれませんので、よく観察してみるといいでしょう。

メダカが無精卵ばかり産む原因

メダカが無精卵ばかり産んでしまう原因は何なのか、考えられる原因を解説します。

*原因①オスがいない

これ、意外な落とし穴になることもあります。

メダカ飼育初心者の方だと、ペットショップなどでオスメス混合のメダカを購入される方は多いと思います。

オスメス混合とはいえ、稀にオスばかり、メスばかりとなってしまっていることがあります。

メダカはメスのみでも卵を産むことができますが、飼育容器内にメスしかいなければ、当然ながら無精卵ばかり産んでしまうことになります。

メダカのオスメスは、体形、背びれ、尻びれで簡単に判別ができます。

オスはスリムで細長い体形で、背びれには切り込みがあり、尻びれは大きく四角い形をしています。

対してメスはお腹がぷっくりと膨れて丸みがあり、背びれには切り込みはなく、尻びれはオスに比べ小さく、尾に向けて細くなっています。

*原因②メダカ同士の相性が悪い

メダカにも相性があります。

メダカはオスとメスがいれば、必ず交尾をして受精卵を産んでくれるわけではありません。

相性によっては交尾が上手くいかない、精子を上手く卵にかけられないなど、無精卵ばかりとなってしまう原因になることもあります。

*メダカがまだ成熟できていない

メダカの体がまだ成長段階かもしれません。

メダカが成熟できていないと、生殖機能が未発達で繁殖活動が上手くいかないことがあります。

メダカが無精卵ばかり産むことへの対策

前述の無精卵ばかり産んでしまう原因に対する対策を紹介します。

まずは、ご自分の飼育容器の中にきちんとオスとメスが揃っているか、今一度確認しましょう。

オスメス揃っていても卵が無精卵ばかりの場合は、今飼育容器内にいるオスと、別のオスの個体を入れ替えてみましょう。

相性のいいペアができれば受精卵を産んでくれます。

飼育容器内にオスメス1ペアのみ残すことで、相性のいいペアを探しやすくなります。

メダカの体が成熟できていないことが原因である場合は、時間が解決してくれるので焦らず待ちましょう。

メダカが無精卵ばかり産む【まとめ】

メダカが無精卵ばかり産んでしまう原因とその対策について解説させていただきました。

もしまだオスメスの判別ができないという方は、今後のメダカ飼育には必須になりますので、この機会にオスメスの特徴を頭に入れておくようにしましょう。

受精卵が産まれない原因の多くは、メダカ同士の相性が悪いケースがほとんどです。

個体を入れ替えながら、相性のいいペアを見つけましょう。

相性バッチリのペアで受精卵を産んでくれれば、その後もそのペアがどんどん卵を産んで繁殖してくれますよ!

この記事が皆さんの参考になってくれれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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