グッピーは喧嘩して死ぬこともあるの?注意点を解説!

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グッピーは小型で美しく、丈夫で飼いやすい夢のような熱帯魚ですが、おとなしく喧嘩することのない種としても知られています。

実際、グッピー同士が激しく争って片方が死ぬことはまずありませんし、そもそも争うこと自体がほとんどありません。

ただし、病気やけがの個体がいる場合だけは注意が必要です。

今回は、グッピーの喧嘩についてご紹介します。

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目次

グッピーはおとなしいのであまり喧嘩しない

まず、グッピーはおとなしい魚だと考えて間違いないでしょう。

まだ熱帯魚を飼ったことがない方にとっては、気の荒い魚がどんなものか想像するのは難しいかもしれません。

激しく喧嘩する熱帯魚もいる

たとえば、コップで飼える熱帯魚として有名なベタは、オス同士を同居させると激しく喧嘩し、片方が死んでしまうまでやめません。

執拗に追いかけ続けたり、相手のひれや体をつついてちぎってしまいます。

小競り合い程度の喧嘩をする熱帯魚は多い

ここまでではないとしても、軽い小競り合いをする熱帯魚は意外と多いものです。

有名なエンゼルフィッシュも、複数で飼育していると個体間の優劣ができ、強い個体が弱い個体をつついたり追いかけたりするようになります。

小型魚でも、ペンギンテトラやエンペラーテトラのように、群れの中でいつも小競り合いが起こっているような種もいます。

グッピーはおとなしく喧嘩は少ない

そういった中にあって、グッピーはずば抜けておとなしい種だといえます。

たいていの場合、熱帯魚の喧嘩はオス同士で起こるものなのですが、グッピーはオスだけの群れを作っても、オスよりメスが少ない環境を作っても、ほとんど喧嘩をしません。

ペアが成立して交尾していると、しばらくの間そのメスを守るように他のオスを追い払おうとするオスがいますが、そう長くは続きませんし、喧嘩だとわかるほど争うことも稀です。

グッピーは喧嘩が少ないけど、けがや病気の個体がいる場合は要注意!

ただし、ここまで書いてきたのは、どの個体も健康な場合の話です。

もし、けがや病気の個体が群れの中に混ざっている場合、状況は少し変わります。

ケガをしたグッピーが攻撃の対象となることがある

特にけがをした魚がいる場合、おとなしいグッピーであっても、けがをした個体が他の個体から攻撃されることがあります。

これは、けがをした傷口部分の見た目やにおいが、ほかの個体の食欲を刺激するためだと考えられます。

余談ですが、死んでしまったグッピーの死体をそのまま水槽に残しておくと、ほかの個体が食べようとしてつつくことがあります。

これと同じ理屈です。

同様に、尾ぐされ病のように外見で変化がわかりやすく、病変部分がけがのようになる病気の個体は他の個体からつつかれやすくなります。

病気の個体にも注意が必要

また、白点病やベルベット病のように外見上の変化は少なくても個体が衰弱する病気の場合、特に喧嘩ではなくても、ほかの個体よりも動きが遅いために餌を食べられず、いじけて隠れたまま出てこなくなることがあります。

けがや病気の個体を発見した場合、その個体を守るためにも、ほかの個体に病気をうつさないためにも、早急に隔離しましょう。

気の荒いグッピーがいた場合は隔離が必要

めったにないというか、少なくとも私は経験していませんが、ときどきやたらと気が強く他の個体を追いかけまわすグッピーがいるようです。

多くの場合、しっかりと育ったオスがこうなる傾向があり、なおかつ他の個体がまだ小さかったり若かったりする場合にこうなりやすいようです。

こういった場合も、一時的に隔離してみましょう。

しばらく隔離しておくことで、ほかの個体との関係性が変わり、喧嘩が収まる場合は多くあります。
だいたい1週間ほど隔離したら、元の群れに戻して様子を見ましょう。

グッピーは喧嘩して死ぬこともあるの?【まとめ】

グッピーはとてもおとなしい魚で、基本的に喧嘩をすることはありません。けがや病気の個体がいる場合、つつかれることでつついた方の個体にも病気がうつる可能性があるので、速やかに隔離しましょう。

ほとんどないと思いますが、もし気の荒いグッピーがいた場合、しばらく隔離してからもとの群れに戻すことで、喧嘩が解消される場合があります。

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