グッピーのオスメスの見分け方は?繁殖についてもお話しします!

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色鮮やかなヒレを持つグッピー。

今後は繁殖させて、数を増やしていきたいと考えられている方も多いのではないでしょうか?

それにはまず、オスメスの見分け方を知らないといけませんよね。

今回はその見分け方や、繁殖の流れをお話しします。

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目次

グッピーのオスメスの見分け方

グッピーのオスメスの見分け方は、体形・色・ヒレ・妊娠斑の有無の4点あります。

オスメスにそれぞれに分けて、1つずつ見ていきましょう。

成魚オスの特徴

・体形:細長くて小さく、3㎝程度しか成長しない。
・色:鮮やか。
・ヒレ:
背びれ→長めで、泳ぐと揺れる。
尾ヒレ→長めで、幅が広い。
尻ヒレ→細長く、尖っている。ゴノポジウムという生殖器官になる。

成魚メスの特徴

・体形:丸く大きく、6㎝程度まで成長する。

・色:一般的にオスより地味だが、種類によっては鮮やかなので一概には言えない。
・ヒレ:
背びれ→短く、泳いでも揺れない。
尾ヒレ→短く、幅が狭い。
尻ヒレ→短く、三角形の形をしている。

・妊娠斑:尻ヒレのすぐ上あたりにあり、茶色。

以上が成魚のオスメスの見分け方です。

見比べれば、飼育初心者でも判断をつけることはできると思います。

稚魚のオスメスの見分け方

一方稚魚はすぐには見分けをつけるのは難しいかもしれません。

生後約3週間~1か月半程度で、メスに妊娠斑や尾ヒレの違いが出てきます。

稚魚は基本的にオス:メス=1:1で生まれ来るので、そういった情報も含めて見分けてみてください。

グッピーの繁殖の流れ

オスメスの見分け方が分かったら、次に繁殖の流れをお話しします。

グッピーは卵胎生といわれる、卵ではなく稚魚を産むタイプの熱帯魚です。

初回出産は10-20匹程度ですが、成長すると30―50匹程度、最大で100匹近くまで一度に産むことができるようになります。

ご自身で管理できる飼育数に収まるよう、繁殖をコントロールするようにしましょう。

オスメスのペアの選び方

繁殖を始める際に、まずペアを用意します。

ペアと書きましたが、実際はオスの方が多くなるようにしてください。

オスは7か月くらいになると体力が落ちてくるため、繁殖の成功率を上げるためオスの候補は多い方が良いです。

選ぶ個体は栄養状態が良好な、健康な個体を選びましょう。

繁殖は非常に体力が必要です。

グッピーはさらに卵胎生のため、メスが体の中で子どもに栄養を送り続ける必要あります。

そのため、栄養状態が良くない個体では、出産数が少なかったり、積極的に繁殖したりしなくなってしまいます。

繁殖の合図は?

次に繁殖をしたのか、しようとしているのかについてです。

繁殖を始めようとする際は、オスがメスを追いかけ始めます。

尻ヒレが生殖器になっているため、メスに向かって尾ヒレを動かしたりしていれば、繁殖傾向にあると言えるでしょう。

出産する時

グッピーの妊娠期間は28日前後です。

妊娠斑が濃くなってきたら、そろそろ出産の時期です。

メスの行動も少し変化が出てきて、せわしなく泳いでみたり、底でじっとしてみたりと様々ですが、通常とは異なる行動をします。

こうなったらこの個体だけ、産卵箱と呼ばれる水槽内に設置する小さい箱に移しましょう。

分けておくことで、稚魚が他の個体に食べられたりポンプに巻き込まれたりする事故を防止することができます。

出産するのは、夜中から明け方が多いと言われています。

人が見ていると出産できない個体もいるので、水槽前で待機するのは考え物です。

※稚魚が生まれた後

グッピーは先ほど説明した通り、卵胎生の生き物です。

そのため生まれてすぐに自分で泳ぎ、餌も食べることができます。

餌は極小タイプの顆粒餌がおすすめです。

成魚のように食いだめができないので、1日に3-4日くらい与えましょう。

グッピーのオスメスの見分け方【まとめ】

今回はオスメスの見分け方と、繁殖の流れについてご紹介しました。

オスメスの見分けポイント

・体形の違い

・色の違い

・ヒレの違い(背びれ・尾ヒレ・尻ヒレ)

・妊娠斑の有無

繁殖の流れ

①健康な個体で、オスを多めに用意する。

②オスがメスを追いかけていれば、繁殖の合図。

③メスの妊娠斑が濃くなったら、出産時期。

④メスを隔離します。

ご自身で大切に育てたグッピーが子どもを産んでくれたら、きっと可愛いこと間違いなしです。

たくさん産まれて困ったことにならないよう、計画的に繁殖をさせましょう。

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