熱帯魚の中でも飼育のしやすさ、見た目の可愛らしさからとても人気のあるグッピー。
飼育されているかたも多いと思いますが、飼育していたグッピーが黒くなった経験はありませんか?
今回はグッピーが黒くなる原因、対策や黒い斑点は何かなどをご紹介します。
Contents
グッピーが黒くなる原因
・グッピーが病気になった
・急激な水温変化
グッピーが黒くなる原因は以上です。
グッピーが元気な状態で黒くなったらまずは水を換えて、温度の確認。
それで元通りになるようでしたら問題ありません。
グッピーが針尾病という病気によって黒くなることもあります。
針尾病というのは、尾が針のようにとがって見える病気の事からその名が付けられました。
針尾病は主に水質悪化からくる病気のようです。
その際は水替えだけではなく、グッピーの塩浴、ひどいようならば薬浴。
水槽内は病原菌がいるので消毒・リセットをしなければなりません。
グッピーが黒くなっても心配ない場合
メスのグッピーの場合、産卵期になるとお腹に黒い筋が現れます。
これを妊娠点・妊娠マークなどと呼びます。
グッピーがメスでしたらお腹を見てください。
黒い筋があり、お腹がふっくらしていればほぼ妊娠で間違いありません。
グッピーが黒くならないように対策を
グッピーが黒くなる原因から考えると対策は水替えをさぼらない、毎日水温計で温度をチェックしていれば問題ないでしょう。
特に水温は目で見ることが出来ません。
ヒーターの急な故障に気づくことが難しくなります。
水温計はそんなに高いものでもありませんのでぜひとも設置してください。
グッピーに黒い斑点が出てきた場合
幼魚のグッピーが成長につれて黒い斑点が出てくる場合があります。
親グッピーが黒い斑点模様でしたら遺伝で間違いありません。
放っておいても死ぬようなことはありませんが、出てこない為の対策方法、黒い斑点を消す方法はありません。
必ずしも成長が原因とは限りません。それは病気かもしれません。
『黒斑病』という病気は体に黒い斑点が現れることから命名された病気。
メダカの黒斑病の写真を見たことがありますが、その時は黒いつぶつぶがくっついているような見た目でした。
必ずしもそうとは限りません。模様と間違えるような黒斑病もあると思います。
黒斑病も水質悪化や水温変化などが原因のようなので、まずは水替えと水温の確認で様子見。
よくならなかったら塩浴をしてみましょう。
およそ1週間程度でよくなると言われています。
この病気は放っておけばよくなるともいわれていますが、病気と言われているので心配になりますね。
稚魚のグッピーが最初から黒い場合
最初から黒い場合はそのグッピーの個性です。親からの遺伝なので全く心配ありません。
産まれた複数のグッピーの内1匹だけが最初から黒い、ということで心配になることもありますがそれも心配ありません。
親グッピー、おじいちゃんおばあちゃんグッピー、などから黒い模様、黒い色のグッピーの遺伝子がしっかり出てきています。
最初から黒いようならば全く問題ありませんが、あとあと黒くなった時はちゃんと様子を見て、グッピーが体調不良なのか、模様が出てきたのか確認してください。
グッピーが黒くなる原因と対策【まとめ】
グッピーが黒くなる原因について紹介しました。
飼育しているグッピーが突然黒くなったらびっくりしますよね。
病気が原因で黒くなった場合でも、そんなに心配するような病気ではないようです。
成長以外で黒くなってほしくないならば、当たり前ですが水替えをきちんと行ってグッピーが黒くならないようにしてあげてください。
成長によって黒く成っていたら、それはそれで喜ばしいことだと思います。
大きく成ったねえ、位の気持ちで良いでしょう。