個体によって色が違い、美しく伸びたヒレをひらひらさせながら泳ぐ姿がとても可愛らしいグッピー。
飼育している方も多いと思いますが、他の観賞魚との混泳は出来るのか気になりますよね。
今回はグッピーの混泳におすすめする観賞魚と、混泳不向きな観賞魚なども紹介します!
Contents
グッピーの混泳におすすめの観賞魚
グッピーの混泳相手におすすめする条件として
・グッピーと似たような水温・水質を好む
この2つが一致していればグッピーと混泳させても何も問題はありません。
以上を踏まえておすすめの観賞魚を紹介します。
エビ
グッピーの混泳にエビはおすすめです。
エビは水槽の底で生活するので、グッピーの泳ぎを邪魔することがありません。
底で動かない魚の死骸を触ることはあっても、元気なグッピーを攻撃することはありません。
長いヒレを攻撃することもなく、グッピーの口に入らない成魚を混泳相手にしても良いでしょう。
基本エビの成魚ならばどんな種類でも問題なくグッピーと混泳出来ます。
エビの稚魚はグッピーに美味しく食べられてしまいますので、もしもエビが産卵するようでしたら稚魚は隔離しておきましょう。
エビはコケや食べ残しを食べてくれる『水槽の掃除屋』としても有名なので、水質安定にも一役買ってくれます。
ただエビは水質管理が少し厳しい為、購入後・水替え後の水合わせを慎重に行いましょう。
日頃の水替えも忘れないようにしてください。
エビはただ入れるだけではいけません。エビの餌が無いと水槽内の水草が食べられてしまいます。
エビ用の餌も用意することを忘れずに。
ネオンテトラ
グッピーと同じ小型の熱帯魚として人気のネオンテトラも、グッピーとの混泳におすすめです。
青く光る背中が綺麗なネオンテトラとカラフルでヒレが美しいグッピーを一緒に混泳させると水槽がにぎやかになり、映えます。
インテリア的にはとてもおすすめですね。
ネオンテトラが好む水温・水質もグッピーと似ていて、餌も同じで良く、性格も温厚なネオンテトラですが、一つグッピーと違うところがあります。
それは水流です、グッピーは強い水流を苦手としますが、ネオンテトラは強い水流を好みます。
ネオンテトラを飼育していると水流に逆らって泳いだり、流されたり遊んでいる姿を見ることがある位好きなようです。
混泳させる際はグッピーに合わせて水流は弱くして飼育してください。
グラミー
性格が温厚で、可愛らしいグラミーもグッピーとの混泳におすすめします。
グラミーの餌もグッピーと同じもので大丈夫です。
ただ好む水質が若干違います。
グラミーが弱酸性を好みますが、グッピーは弱アルカリ性を好みます。
グラミーの種類によっては水質管理が厳しいものもいますので、混泳させる際は店員さんに聞いてみるか、自身でよく調べてから混泳させましょう。
メダカ
日本生まれのメダカもグッピーの混泳相手におすすめです。
水温はグッピーに合わせ、餌は同じものを食べられます。
メダカはストレスに弱い魚と言われています。混泳させる際は水草や隠れ家を用意してあげましょう。
プラティ
丸い体が可愛らしいプラティも、グッピーの混泳相手におすすめです。
水質・水温はグッピーと同じ、餌も同じもので問題ありません。
プラティも飼育の容易さが有名で、丈夫さから、あまり神経質にならなくてもグッピーと混泳させることが出来ます。
プラティはグッピーと同じように繁殖力が高いことが特徴です。
水槽ないに増えすぎないように対策をしておきましょう。
グッピーと混泳不向きな観賞魚【ベタ】
美しいヒレが特徴のベタは1匹だけでも水槽が映える人気の観賞魚ですが、混泳不向きです。
とっても気性が荒いのです。なんせ別名『闘魚(とうぎょ)』グッピー相手に戦いを挑んできます。
ベタの性格上水槽に1匹が強く推奨されています。
他にも攻撃的な魚はグッピーとの混泳に向きません。
・シクリッド(アーリーなど気性が荒いと言われる品種)
・ピラニア
などがあげられます。
グッピーの混泳におすすめの観賞魚【まとめ】
グッピーの混泳相手について紹介しました。
混泳させる際は餌が食べられているか、喧嘩などが起こっていないのかしっかり観察してください。
グッピーの混泳は簡単なので、ぜひグッピーと他の魚を混泳させてみてはいかがでしょうか。