昔から現在もとても人気の観賞魚“グッピー”は、熱帯魚を飼育していない方でもその名を知っているくらい有名ですよね。
熱帯魚を飼育している方ならば、グッピーは繁殖力が高くすぐ増える、というのも有名な話ですよね。
増えすぎて困るという人や、たくさん増やしている人もいると思います。
今回は、グッピーの稚魚はいつから一緒にさせても良いのか、隔離期間や稚魚の餌について紹介します!
グッピーの稚魚はいつから一緒にさせても良い?
何か月後という明確な数字は出せませんが、成魚のグッピーの口に入らないような大きさになれば一緒にさせても大丈夫です。
グッピーは口に入るものは食べてしまいます。
自分の産んだ稚魚でも口に入れば食べてしまいます。
充分餌を与えて、空腹でなければそんなに稚魚を食べることはありませんが、稚魚を多く残したいのであれば隔離期間を設けましょう。
だいたい1か月程度の隔離期間があれば、グッピーの口に入らない大きさまで成長していると思います。
親と一緒にさせた場合は口に入らないからと、すぐに安心してはいけません。
追い掛け回す・つつくなど、稚魚が攻撃されていた場合はストレスなどで死んでしまいます。
なので、混泳後は様子をしっかり見て、いじめなどが起こっていないか確認してください。
親と一緒にさせる時に水草など、稚魚の隠れ家があると良いですよ。
あとは餌やりのタイミングで親のグッピーに餌を取られていないか、ちゃんと見てくださいね。
個人的な意見ですが、グッピーは放っておくと増える、と言われますので、最初から稚魚と一緒でも問題ないとも思います。
グッピーを飼育したことはありませんが、本当に増えすぎて困る、という話はよく聞きます。
ブリーダーなど、グッピーを増やしている方はきちんと隔離しているようですよ。
グッピーの稚魚の餌
産まれた初日の餌はなくても大丈夫です。その後はブラインシュリンプ・市販の稚魚の粉餌などを与えます。
ブラインシュリンプは植物性プランクトンの一種のこと。
ブラインシュリンプは栄養豊富で、稚魚の食いつきも良く、稚魚の間にブラインシュリンプを与えたかどうかで体格や成長スピードに差が出る、と言われているほどです。
グッピーのブリーダーはよく使用されているようなので、ブラインシュリンプは特におすすめします。
もちろん用意できなければ市販の餌でも、親グッピーの餌をすりつぶしたものでも大丈夫です。
重要なのはちゃんと食べるかどうかです。食べないようでしたら餌を替えてみましょう。
生後2週間目まではブラインシュリンプ、人口餌を与えましょう。
生後3週間目くらいになると大きくなり、親と同じ餌を食べられるようになります。
この頃から親と同じ餌でも食べるようでしたら切り替えても大丈夫です。
3週間目でもまだ小さく食べない場合は稚魚の時の餌を与え、4週間目に親と同じ餌を与えます。
この頃から親グッピーと一緒にさせても心配ないと言われています。
グッピーの稚魚はいつから一緒にして良いの?【まとめ】
グッピーの稚魚はいつから一緒にさせても良いのか、稚魚グッピーの餌などを紹介しました。
グッピーの稚魚は他の観賞魚と比べて稚魚の大きさも大きく、生存率もかなり高いと言われています。
故にそんなに神経質にならなくとも、立派なグッピーに成長してくれます。
練習台、という言葉は良くありませんが、紹介した内容は他の観賞魚の稚魚にも言えることなので、グッピーの稚魚で稚魚を飼育する練習をしてみるのも良いと思います。
もちろんグッピーを稚魚から大事に育ててみたい方なども実践してみると良いでしょう。
そのまま育てるとまたグッピーが稚魚を産み、どんどん増えるため、その後のことはきちんと考えてくださいね。