長い腹びれが特徴のグラミーには様々な品種改良品が存在します。
大きさも色も様々で、とても可愛らしく人気の観賞魚です。
そんなグラミーと混泳させたいと思ったことはありませんか?
今回はグラミーの混泳相手におすすめの観賞魚、相性の悪い観賞魚を紹介します。
グラミー同士の混泳について
グラミーの性格は温厚ですが、よくグラミー同士は仲が悪いとの話を聞きます。
グラミー可愛さに様々なグラミーを混泳させたいと思いますよね。
私もその考えで、家に【ハニードワーフグラミー】【ハニーレッドドワーフグラミー】【レッドグラミー】の3匹を20リットルの水槽で飼育しています。
レイアウトというレイアウトは特になく、小さいアマゾンフロッグピットが2つと置くだけのモスマットのみです。(恥ずかしいのですが・・・。)
よくグラミー同士は喧嘩になる、というのと【レッドグラミー】が他の2匹と二回り位大きいので心配していました。
が、3匹仲良く水槽で混泳しています。たまにお互いを腹びれでタッチしているところを見かけます。可愛いです。
生体にもよるのかもしれませんね。
飼育したことはありませんがグラミーの中でも【キッシンググラミー】は特に気性が荒いと聞きます。元々気性が荒い品種を飼育する際は混泳してから充分に様子を見るようにしてください。
他のグラミーだとこれも飼育したことはありませんが【チョコレートグラミー】は臆病で泳ぐのも上手くないので単独飼育がおすすめされています。
グラミーとネオンテトラの混泳
ネオンテトラとグラミーの混泳は問題なし
グラミーよりも小さなネオンテトラは温厚で混泳向きの観賞魚です。
ブルーに輝くネオンテトラとグラミーの混泳はとても美しいですよ。
実は私が今度水槽に混泳させたい候補NO1です。まずは水槽を大きくしないといけませんが・・・。
ただ注意するところはネオンテトラは泳ぐのが早いです。
餌を食べるのが上手くない上に泳ぎがゆっくりのグラミーが餌をとられてしまう可能性があります。
餌が取られないかだけ注意してみてあげてください。
グラミーとエビの混泳
小さいエビはグラミーに捕食されます。
レッドチェリーシュリンプなど小さいエビ、稚エビは確実に食べられてしまいますので混泳はやめましょう。
口に入れることのできない大きなエビ(ヤマトヌマエビ等)でしたら混泳は可能だと思いますが、グラミーがちょっかいを出す可能性もあるので混泳後は様子をみましょう。
エビは美味しいですからね。皆様もエビフライはお好きでしょう。
グラミーとグッピーの混泳
グラミーもネオンテトラと同様に性格が温厚なので混泳は可能です。
ただグッピーは繁殖しやすいのが特徴、もし繁殖してしまった場合、稚魚がグラミーに食べられてしまいます。
繁殖させなければほぼ問題はありません。
もう一つ配慮しなければならないところは水質です。
グラミーが好む水質は弱酸性、たいしてグッピーは弱アルカリ性の水質を好みます。
正直そこまで考慮するようなところではないと思いますが、チョコレートグラミーのように水質に厳しい品種もいますので、飼育する際はグラミーの種類を良く調べてからにした方が良いと思います。
グラミーの混泳について【まとめ】
グラミーの混泳相手について紹介しました。
グラミーは比較的混泳しやすい観賞魚なので、ぜひとも混泳させてみてはいかがでしょうか。
しかし観賞魚も生き物ですので、それぞれ性格があります。
温厚な性格と言われているグラミーにも気性の荒い個体ももちろんいると思います。
混泳直後はしっかり水槽内を観察しましょう。