和金の色変わりはなぜ起こる?色が薄くなった時などの対処法を伝授!!

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日本人の誰もが目にしたことがあるはずの金魚の元祖と言われている『和金』!

縁日の金魚すくいで捕って、金魚鉢などで飼育した人も少なくないと思います。

飼育しているとだんだんと色変わりして、鮮やかな赤色が薄くなったり、白くなったり、または黒くなったりした経験をお持ちの方もいるはずです。

なぜ和金の色変わりが起きるのでしょうか?

結論から言うと、病気ではないという事です。

ではなぜ色変わりするのでしょうか?

ここでは色変わりの原因と色変わりした時の対処法を紹介していきます。

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目次

和金の色変わりの原因は?

和金の色変わりの原因には大きく分けて、環境・遺伝・栄養の3つあります。

環境による原因

環境と言えば、飼育環境の事で日照不足と水槽内の色によるものです。

日照不足、ようするに水槽用のライトを使わず室内で飼育している場合に色が薄くなる事が起こりやすいです。

逆に光に当たりすぎると、人間と同じで日焼けして黒くなる場合もあるようです。

水槽の色に関しては、水槽に砂利を敷いたり水槽の背面に黒などのスクリーンを張ったりした場合(色がある水槽)と、床材を何も敷かないベアタンクという飼育方法で全面ガラス張りのような場合(色がない水槽)の事です。

和金は周囲の環境によって体の色が変わる、いわゆる保護色的な機能を持っている為、極端に変わる事はないですが色変わりの原因になっているようです。

遺伝による原因

遺伝はどんな生き物にもあるように、親の特徴を引き継いだり先祖の特徴を引き継ぐ隔世遺伝などの事です。

ものすごく簡単に人間で例えると、子供はお父さんかお母さん、もしくはおじいちゃんおばあちゃんの顔や体格に似てくるという事です。

まれにですが、親の色とは違い、和金の元となったフナの黒っぽい色に変化する場合もあります。

栄養による原因

和金だけでなく金魚全般に言える事ですが、体内で赤色の色素を作り出す事ができません。

専門的な話ですが、カロチノイドやアスタキサンチンなどの赤色などの色素を摂取しないと、赤色の成分が抜けて白っぽくなる、薄くなっていきます。

和金の色変わりの対処法は?

色変わりの原因が環境と栄養によるものであれば、対処法は簡単です。

環境であれば水槽内に砂利を敷くなどして水槽内の色を黒っぽくしたり、自然環境と同じように日中はライトを当てる事で対処できるはずです。

栄養であれば、カロチノイドやアスタキサンチンなどの色素が入った餌を与える事で対処できるでしょう。

遺伝の場合は元々が色変わりする個体だったはずなので、生まれた頃の色を持続させたい場合は工夫が必要になります。

最近の餌には色を鮮やかにする成分が入ったものが多いようですが、好みの色を引き出す餌というのが売ってあります。

必ずしもお好みの色になるとは限りませんが遺伝の場合は有効な対処法ではないでしょうか。

また、人がみかんを食べすぎると黄色くなるというように、餌をオキアミやアカムシなどの赤色の生き餌や乾燥餌にして赤色を出すという対処法も有効かもしれません。

病気で色変わりってないの?

金魚の病気には、尾腐れ病・白点病・転覆病・風船病・松かさ病など色々あります。

上記の病気でうろこが剥がれたり、寄生虫に感染、内出血により体の色が変化する事もありますが、和金の色変わりとは変化が違うので間違う事はないでしょう。

和金の色変わりは病気ではないので、それによって弱ってくると言う事はないので安心してください。

和金の色変わりについて【まとめ】

和金の色変わりの原因がわかれば対処法も難しいわけではないですが、必ずしも自分が思い描いている色に戻るかは正直わかりません。

和金の色変わりが起こったとしても、病気ではないので飼育する事においては何も問題ないのであせる必要はございません。

長く飼育していると色変わりする事もあるかとは思いますが、それも和金の個性です!

白っぽい和金も黒っぽい和金も、和金は和金です!!

無理して環境を変えたり餌を変えたりと飼育する側に負担がかかるより、色変わりも楽しみながら和金ライフを過ごしてはいかがでしょうか?

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