はじめまして。
ピンポンパール飼育中の筆者です。
ピンポンパールって、金魚の種類の中でも飼育が難しいんですよね。
お腹が大きく、餌をうまく消化できなくて消化不良を起こしやすい。
体に似合わないヒレの持ち主で、泳ぐことが下手な金魚。
他の金魚や同種のピンポンパールにもいじめられやすく、病気にもかかりやすいです。
うーん。
困ったもんだ。
ピンポンパールが体調を崩しやすいのは、元々の体系に問題があります。
生まれ持ったものなので、仕方がない事なのです。
ピンポンパールを観察していて、あれ?
なんだかおかしいかな?
体調が悪いのかな?
餌の食いつきが悪いかな?
そんな時は、薬浴か塩浴を行います。
様子を見て治療をしてあげるのです。
ピンポンパールに塩浴って、どうするの?
薬浴ってどうするの?やり方は?
詳しくお話していきますね。
ピンポンパールの体調が悪い?塩浴をしてみよう!塩浴のやり方
ピンポンパールが餌をあまり食べなかったり、下の方でじーっとしていたり、毎日観察していると、あれ?
なんかおかしいかな?
と思う時があると思います。
そんな時は、まず塩浴をやってみます。
塩浴する水はどうつくるの?
水に対して0.5%濃度にします。
1Lの水に対して5gの塩。
10Lの水は50gの塩を溶かします。
↑こんな感じで、用意する水に対して、塩分量は計って入れてください。
塩浴?!
って塩をいれるの?
淡水なのに?
そうなんですよね~。
筆者もはじめは驚きました。
海水魚ではないのに?!
塩をいれるの?
大丈夫なの?!
って思いました。
大丈夫なんですそれが。
むしろ弱っているピンポンパールには、とても必要なことなんです。
塩分を含んだ水に入れてあげることで、ピンポンパールのトリートメントになります。
ミネラルをピンポンパールに、補給してあげるのです。
塩浴をしてあげることで、治癒力を促し、体調を整えてあげることができます。
塩浴中は、餌やりは行わないでください。
数日食べなくても、ピンポンパールは大丈夫です。
生きていられます。
餌やりをしてしまうと、餌を消化しようとピンポンパールが頑張ってしまうため、体調が悪化してしまいます。
塩浴を行う際は、餌を与えない。
フィルターは入れない。
酸素ぶくぶくとヒーターのみで、塩浴を行いましょう。
ピンポンパールが塩浴で治らない!薬浴のやり方は?
観パラDを使います。
説明書きがありますが、10Lの水に対して1ml投入で薬浴の水が完成します。
軽症ならば、塩浴で落ちつかせることができます。
塩浴で体調が戻ればOKです。
薬浴しないといけないパターンは、かなり重症です。
体に水泡がたくさんあったり、鱗が全開に逆立っていたり、転覆病になっていたり。
重症な場合は、薬浴を行いましょう。
水温は、元々の水槽と同じ温度まで合わせてあげて、別容器で薬浴をします。
筆者は100円ショップのバケツで水合わせをして、ヒーターと、酸素のぶくぶくのみで塩浴しました。
水をキレイにするフィルターは、薬の効果を妨げてしまうため、塩浴や薬浴の際は不要です。
ピンポンパールの薬浴のやり方とは?【まとめ】
・ ピンポンパールの体調が悪い?塩浴をしてみよう!塩浴のやり方
ピンポンパールを入れる水に対して0.5%濃度にすること。
濃度を計るって難しい!
例で言います。
1Lの水を用意して、5gの塩を投入。
10Lの水であれば、50gの塩を投入。
その出来上がった水に、ピンポンパールを入れると、塩浴ができます。
※1餌は与えない。
※2酸素のぶくぶくだけ。
フィルターは不要です。
ピンポンパールが息ができなくなってしまうの、ぶくぶくは必ず入れてください。
塩浴は、軽症であれば効果を発揮します。
・ピンポンパールが塩浴で治らない!薬浴のやり方は?
観パラDを使うと、病気が治る傾向にあります。
説明書がついているので、見ながら合わせてあげると良いです。
10Lの水に対して薬を1ml投入。
これで薬浴の水が完成します。
水温を合わせて、ピンポンパールを薬浴してあげてください。
数日で完治します。
ピンポンパールの体調が悪いかな?と思う時は、塩浴を行って見てください。
塩浴で治りそうにないときは、薬浴を行って見てください。
薬浴は即効性があります。
即効性がある=体にきつい、負担がかかる。
うーん。ここもまた難しいですね。
早く治すのが正解か、ゆっくり自然治癒で治してあげるか。
ピンポンパールの体調を見ながら、飼育者が判断して治療の方法を決めれば良いと思います。
塩浴か?薬浴か?判断が難しい時は、症状の程度を観察してみて、決めてみてはいかがでしょうか?