様々な品種が存在し、飼育の容易さから人気の金魚。
金魚は恐らく多くの方がイメージしているよりもかなり大きくなることをご存じでしょうか。
今回は金魚はどこまで大きくなるのか、大きくなるスピード、大きくなる種類を紹介します。
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金魚はどこまで大きくなるの?
金魚は種類や飼育環境によりますが、最大で30センチを超えることがあります。
金魚すくいの金魚や、販売されている金魚に馴染みのある方はとても大きく感じますよね。
ちなみに一番大きい金魚がギネス記録に登録されていて、その大きさは47.4センチとのことです。
ギネス記録ももちろんですが、30センチもやっぱり大きいですよね。
次は金魚の大きくなるスピードを紹介します。
金魚の大きくなるスピードは?
飼育環境、個体差ももちろんありますが、一般的には一年で1.5センチから2センチ成長すると言われています。
これは一般的に販売されている成魚のスピードです。
生まれたての稚魚の場合はよくショップで販売されている成魚の大きさ(5センチ前後)になるまで3.4か月とすごく早いです。
成魚からはゆっくり成長していきますが、先ほども言いましたが大きくなるスピードは様々です。
金魚の寿命は長く、10年15年、中には30年生きたという金魚も存在します。
人間と同じで大人になってからはゆっくり成長するのですね。
次に金魚のなかでも大きくなる種類を紹介します。
金魚の大きくなる種類
和金
よく金魚すくいに使用されている品種です。金魚の原点と言われています。
金魚すくいで持ち帰った金魚が、すごく大きくなったという話も聞きます。
オランダシシガシラ
丸っこい体に頭部の大きな肉瘤特徴のオランダシシガシラはオランダから来た金魚、というわけではありません。
江戸時代に中国から日本へ来ました、その際に舶来物が珍しかったため、異国という意味合いで「オランダ」と名付けられました。
シシガシラ(獅子頭)というのはその名の通り頭が大きく獅子のようだと言われています。
そんなオランダシシガシラは若い成魚でもがっしりした体格に、尾びれだけではなく各ヒレが長くなります。
ジャンボオランダ
その名もジャンボなジャンボオランダは、先ほど紹介したオランダシシガシラと和金の交配、通常の金魚よりもかなり大きくなる為このように名付けられたようです。
大きくなると50センチにもなるようです。
コメット
フナのようなスリムな体系に、長いヒレが特徴のアメリカ産まれのコメットは初心者でも容易に飼育することが出来るため、人気があります。
大きくなると長い尾ヒレを含めて25センチほどになるようです。
玉サバ
玉のように丸い体にさばのような形の尾が「玉サバ」の名前の由来と言われています。
丸い体に優美な吹き出し尾が美しく人気の品種です。
玉サバも最大で30センチ以上大きくなると言われています。
朱文金
薄い藍色をベースに綺麗な朱色(赤色)が入っているので「朱文金」と名付けられたようです。
赤色と藍色と黒色の3色模様(キャリコ)が特徴の金魚、年数がたつにつれて体色などに変化が見られるので、また違った楽しみ方が出来る金魚です。
長いヒレを持つ品種で、とても美しく人気があります。
この朱文金も大きくなる種類です。最大で30センチほど。
もしこれから金魚を飼育する予定があり、水槽のサイズアップが難しい、あまり大きくならないでほしいというのであれば上記品種は避けましょう。
金魚はどこまで大きくなる?【まとめ】
金魚がどれくらい大きくなるのか、大きくなる種類など紹介しました。
金魚は意外と長生きで、思ったよりも大きくなる観賞魚です。
飼育する前にしっかりと計画を立てて大事に飼育してあげましょう。
大きくなって飼育が難しい、ということになるのが一番金魚にとってよくありません。
品種さえしっかり選べば大きくならない品種も存在しますので、きちんと調べて準備してから大事に育ててあげましょうね。