住んでいる環境が悪いと出目金もストレスが溜まり、弱ってしまう原因になります。
水温は一定に保たれていますか?
水槽に直射日光があたって水温が高くなったり、逆に低くなっていたり。
水温計を使って確認しましょう。
フィルターに汚れはないですか?
餌やフンで、水質は日々汚れます。
定期的な水の取り替えとフィルターのメンテナンスが必要です。
水槽内の過剰なレイアウトで、泳ぎにくいのかも。
水草の位置や隠れ家となるデコレーションの位置が過剰になったり、水流によって位置が変わってしまうことで、出目金が動かない原因になることもあります。
水流は強すぎませんか?
またポンプから吐き出される水量も適切か確認しましょう。
ポンプの不調で水流が安定せず、出目金が泳ぎにくく動かない原因になることもあります。
その他、混泳の場合、泳ぐスペースが狭い、またはいじめられていることも動かない原因にもなります。
出目金の暮らす水槽内の環境を整える対策を行うことが大切です。
Contents
出目金が動かない原因と対策
適切な栄養をとれてますか?
餌をきちんと食べていますか?
毎日、与えている餌は、食べていますか?
餌には、水中に浮かぶタイプや沈むタイプ、形状もフレーク状や玉タイプなど、色々な種類があります。
出目金によっては、好みもありますし、食べていないことで、動かない原因になることもあります。
食欲がない時には与えている餌を見直してみる対策も必要です。
餌を与えすぎてはないですか?
これは自分自身の体験なのですが、パクパクと餌を食べに水面に出てくる出目金の表情が見たくて、家族それぞれが餌をやってしまったことがあります。
当然食べすぎてしまったことが原因で不調にしてしまったことがあります。
対策としては、家族全員で餌の表示をしっかり確認して、出目金に餌をあたえすぎないよう注意しましょう。
照明は明るすぎませんか?
水槽用のライトが多種多様なものが売られていて、自分だけのアクアリウムにしたりと選ぶのが楽しいのですが、出目金にとっては華美になっていることが不調の原因になのかも。
夜間は消すなどして、昼夜のリズムを整えましょう。
出目金にとって、十分な休息と活動の時間を確保する対策を行いましょう。
病気にかかっているかも
これまでにあげた対策をやってみて、改善が見られない場合は、病気にかかっている可能性があります。
この症状は特に注意。
鮮やかな色合いがくすんで見える。特に出目の部分の色があせたように見える。
※浮き沈みの変化:
水中での浮力が弱まり、底に沈んだり、浮いたりする動きが見られる。
※ひれや尾の変形:
ひれや尾が異常に見え、広がりが悪くなっている場合があります。
その症状が出た場合には、専門家に相談するのがおすすめです。
ペットショップに行けば相談にのってくれますし、市販の薬もあります。
出目金を写真やムービーにして症状をみてもらいながら相談するのもわかりやすいと思います。
出目金が動かない原因と対策【まとめ】
我が家で出目金を買い始めた頃、子どもも小学生の頃と保育園児でした。
水槽のそばから離れなかったり、水の中に指を入れてみたり、餌をやりすぎてしまったり。
出目金にとって、大きなストレスを与えてしまったことも反省として残っています。
その時は、家族みんなで出目金の動かない原因と対策を考えたり、調べたりもしました。
子どもが祈りの折鶴を折って、水槽の横に置いたことも良い思い出のひとつです。
それから20年近く出目金を含め金魚を飼い続けてきましたが、家族も成長していったと思っています。
声を上げることができない出目金を日頃からよく観察して、原因と対策を練ることが大切ですね。