ぽっちゃりとした体型で、口にひげをもつコリドラス。
底砂をもふもふとしている姿は、見ていてとても癒されますよね。
そんなコリドラスが死んだふりをすることをご存じでしょうか。
今回はコリドラスが死んだふりをすること、ひっくり返る理由などをご紹介します!
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コリドラスの死んだふり?
コリドラスは他の魚と違った行動を取ることがあり、これが死んだふりと呼ばれます。
・仰向けでひっくり返る
・浮いたまま動かなくなる
など様々です。
その後何事もなかったかのように元気にしていれば何も問題ありません。
しかし病気の可能性もありますので、他に症状があるのかコリドラスをよく観察してみてください。
コリドラスがひっくり返る理由【死んだふり】
コリドラスがひっくり返っている理由は様々です。
水面に水草が浮いていることはありませんか?
コリドラスはその水草をひっくり返って必死に食べることがあります。
ひっくり返って食べて、少し休憩をしてまた食べる、ということをするのです。
それを見ると飼育者はひっくり返っている!とびっくりしてしまうのですが、食べ終わるとまた普段通りのコリドラスに戻るので大丈夫です。
コリドラスがひっくり返る理由【危険なサイン】
死んだふりだけではありません。コリドラスが病気の可能性もあります。
転覆病と呼ばれる病気。その名の通り魚が転覆してしまう病気です。
魚体内の浮袋にガスが溜まることで、魚が底に沈む・水面に浮いてしまう病気です。
コリドラスは元々水の底で暮らす魚です。いつも水面にいるようでしたら転覆病だと思いましょう。
浮いていたところから必死に水底に戻ろうと泳ぐ姿も報告されています。
底に行きたくても戻ってしまうなんてかわいそうですね。
詳しい原因は不明ですが、古い餌を与えることや餌の与え過ぎ、水質悪化が原因の場合もあります。
コリドラスは水質悪化によってひっくり返ることが多いようです。
転覆病はそのままにすると最悪死んでしまう病気です。
発見したら隔離して塩浴や薬浴で治療。
すぐに病気を発見できれば充分助かる可能性はあります。
コリドラスをひっくり返さないように対策を
コリドラスがひっくり返る理由は、死んだふりもしくは病気のようです。
病気にさせないように日々のお世話をしっかりと行いましょう。
まずは餌を与え過ぎないことです。
他に混泳させている魚がいれば、コリドラスはその食べ残しを食べます。
それを踏まえた上で餌の量を調節しましょう。
餌は古くなっていないか、冷凍アカムシなどを与える際はきちんと解凍されているか、魚の食事も人間の食事のように基本的なことを確認しましょう。
古い食事やカチカチのご飯は食べたくありません。食べたらお腹を壊します。
それはコリドラスも同じです。
水換えは適切に行われていますか?コリドラスのいる水底は特に汚れます。
コリドラスはフンも多いので、水換え以外にもフンを見つけたらスポイトなどで取り除きましょう。
その時にコリドラスは毎日フンをしているか、確認しましょう。
下痢になっていたら1週間ほど絶食し、その後は餌の量を見直してみましょう。
便秘のようでしたら水換えをしてみると出てくるかもしれません。
これらは全て飼育の基本です。手間だとは思いますが、コリドラスも生き物なので責任をもって飼育しましょう。
コリドラスが死んだふりする理由とは?【まとめ】
コリドラスの死んだふりについて紹介しました。
死んだふりをする魚なんて、なんだか可愛らしいですね。
コリドラスはひっくり返って死んだふりをすることも多いようですが、そうでない場合ももちろんあります。
ひっくり返っていたらまずは少し様子を観察してみて、問題なければそのまま、もしもしばらく動かないようならば治療してあげましょう。