ベタのオスとメスの混泳は出来る?注意点や繁殖させ方、オスとメスの見分け方を紹介!

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とても可愛らしい観賞魚と人気のベタ。

一般的には他の観賞魚との混泳はNGと聞きますが、ベタ同士の混泳はどうでしょうか。

そこで今回は、ベタのオスとメスは混泳できるのか?繁殖の方法、ベタのオスとメスの見分け方を紹介します。

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目次

ベタのオスメスの混泳はできる?

ベタのオスとメスの混泳は出来ますが、繁殖目的でなければおすすめしません。

ベタは気性が激しく、混泳させると他の観賞魚をほぼ確実に襲います。

故にベタは混泳がおすすめされていない観賞魚なのです。

ならばベタ同士なら大丈夫なのでは?と思うかもしれませんが、ベタ同士でも同じです。

ベタは和名『闘魚』闘う魚なので、闘ってしまいます。

ベタのメスは比較的大人しい性格が多いようで、稀に混泳させても他の観賞魚に無関心なベタもいるようですが、基本的に混泳させてはいけないものと覚えましょう。

繁殖目的で混泳させたとしても、オスのベタがメスのベタを襲います。

ヒレがぼろぼろになったり、見ていてかわいそうになるかもしれませんが、繁殖の為というのであれば少し辛抱して様子を見てみましょう。

ベタの繁殖方法

用意するもの

・大きめの水槽(出来れば40cmほど、最低30cm)水の高さは15cmほどにします。
・ヒーター
・浮き草
・ベタを1匹入れられるようなもの(ガラス瓶などで良い)
・産まれた稚魚を飼育できる水槽・環境

まずオスのベタは日頃泡巣を作っている事が大前提(泡巣を作るオスは発情期・繁殖に適している)

そしてメスのベタはお腹がふっくらしていて、白い卵子がすけて見える個体を用意。

いきなり混泳させずに『お見合い』させます。

お見合いとはオスのベタを繁殖用水槽へ、メスのベタを一度用意した容器に入れて水槽越しにお互いを見せます。

一日ほどお見合い、以下の様子が見られたら繁殖可能です。

オスが泡巣をおおきく作ったら発情サイン。

繁殖させる上でこの泡巣はとても重要です。エアレーションなどで泡巣が壊れてしまうようならば一度切ってしまっても良いです。

準備が整ったらそっとメスを繁殖用水槽に入れましょう。

そして混泳させたら餌は入れません、ここで絶食させておかないと食欲に負けて産んだ卵を食べてしまう可能性があるからです。

ベタのオスとメスを混泳させた直後は、オスがメスを追いまわす・つつくなど可哀そうになってきますが、そっと見守ります。

この時逆にメスのベタがオスのベタを追い回すようであれば、繁殖は失敗です。

1日~3日ほどオスのベタがメスのベタに巻き付き交尾、成功するとメスが卵を産み落とします。

その後ベタのオスがせっせと泡巣に卵を運ぶ様子が見られますよ。

卵が出てきた瞬間から良いパパ感が出ていますね。

交尾は何十回も見られ、パパが卵を運ぶシーンも何十回と見られます。

そして交尾・産卵が終わったら、オスは泡巣の下で稚魚が出てくるのを待ちます。

メスはオスから追い払われます。

良いパパではあるが、良い夫ではなさそうですね。

メスのベタは出産の負担が大きく、弱っていますので別の水槽に戻してケア。

以下のような場合は繁殖が失敗していますので、一度中止にしましょう。

・メスがオスを追い回す
・一週間たっても交尾しない
・明らかにおおきなダメージを追って弱っている

ベタ同士にも相性があったり、交尾をしようとしても巻き付けないオスが存在するようです。

その場合は無理せずに2週間程度様子を見て、お見合いから繁殖しなおしましょう。

そして、繁殖が成功した場合は稚魚が100匹程度産まれます。

最初は小さな稚魚ですが、だいたい3か月程度で成魚になります。

責任をもって大事にしてください。

繁殖前に引き取り手や、自分で育てるのであればきちんと環境を整えてあげましょう。

ベタのオス・メス見分け方

ベタのオスの見分け方

・ヒレが立派(体長の2~3倍の大きさと言われている)
・明るい色

ベタのメスの見分け方

・ヒレが短い(体長と同じ位)
・全体的にくすんだ色

以上が見分け方になりますが、ヒレの短いオスベタも稀に存在するためわからないようであればペットショップの店員さんに聞いてみるのも良いと思います。

ベタのオスメスの混泳について【まとめ】

ベタのオスとメスの混泳は繁殖時に限り可能であることがわかりました。

可能というか、混泳なしに繁殖はできませんのでやらざるを得ないという感じですが・・・。

繁殖させるとオスのベタが甲斐甲斐しく卵を世話する様子が見られ、それはとても感動的ですよ。

それはより一層ベタへの愛が深まると思います。

これを機に繁殖してみてはいかがでしょうか。

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