飼育しやすい観賞魚として有名なベタ、飼育者達からベタは人懐っこいことで有名です。
ベタの人懐っこいことで有名なことが『餌くれダンス』ですね。
体をくねくねさせて、大きなヒレが揺れる様子はとても可愛らしいです。
本当にベタは人懐っこい観賞魚なのか?水槽からこちらを見てくるのはなぜなのか調べてみました。
Contents
なぜベタは人懐っこい観賞魚?
ベタは飼育者を認識して以下の行動を取ります。
・水槽に近づくと、ベタも水槽からこちらに近づく
・水槽に手を入れると手をつんつんしてくる
・更に慣れてくると手から餌を食べる
ベタは日々お世話すると
飼育者=餌をくれる人
ときちんと学習する観賞魚なのでこのような行動を取ります。
これはベタに限った話ではありません。
水族館に行くとよく飼育員さんに魚が寄ってくる、という場面を見かけますよね。
それはこの飼育者がくると餌が貰える、ということをきちんと覚えているからです。
とても可愛いですよね。
もちろんベタは観賞魚なので、犬や猫のような触れ合いは期待出来ませんがとても可愛いですよ。
餌くれダンスを披露してくれる
水槽越しに餌を見せると体をくねくねさせたり、激しく左右に動き回ります。
この動きはまるで餌を催促しているようなので、『餌くれダンス』と呼ばれています。
飼育者を認識して餌が来るぞ!と喜んでいるのか
早く餌!!!くれ!!と催促しているのか
本当のところは、飼育者になついて餌をおねだりしているわけではありません。
実は飼育者=餌をくれる人、という記憶と食欲によってこのような行動を取るようです。
こう書くと懐いていたわけではないのか…となりますが、実際餌に反応しているわけで、ベタも言葉を発するわけではないので都合よく解釈しましょう。
そうすることにより、より一層愛着がわきます。
ちなみに他の観賞魚も同じように『餌くれダンス』を披露するようです。
ベタが餌くれダンスをしている姿は、見ていてとても可愛らしいです。
ベタの美しい体・大きなヒレをひらひらさせながらの餌くれダンスは見ていてとても美しい姿で、ついつい餌を与えたくなります。
可愛いからと言って餌を与え過ぎないようにしましょう
餌くれダンスで可愛くおねだりされても、ベタの健康を考えて餌は適量に
・食べ残し・フンによる水質汚染
などから病気や体調不良につながります。
観賞魚も人間と同じで食べ過ぎは禁物。
もし与え過ぎてしまったと感じたら、すこし絶食して様子を見てみましょう。
与え過ぎたとしても、いつもと同じ様子ならば次から気を付けましょう。
人懐っこくて可愛いベタの意外な和名
ベタは和名で『闘魚』と呼ばれています。
闘う魚だなんて物騒ですね。
ベタは縄張り意識が強く、同じ水槽に単独で飼育することが推奨されています。
※同じ水槽に別の熱帯魚がいても平気な、大人しいベタもいるようです。
私が飼育していた時にベタとネオンテトラを混泳させました。
大人しいベタだなーと思っていましたが、ネオンテトラが来た瞬間ものすごいスピードで追い回しました。(今まで見たことないスピードでした)
ネオンテトラも逃げる逃げる、急いでネオンテトラを保護。
ということがありました。
話を戻しますが、なぜ『闘魚』と呼ばれているのかというと
昔オス同士のベタを戦わせる遊戯を楽しむために、以前は飼育されていたようです。
それはだいぶ昔の文化であり、現在は強さよりもベタの美しさで競うようになっています。
それはベタの美しさが注目されているからですね。
文化は変わりましたが、ベタ同士だと闘ってしまうので混泳は気を付けて行ってくださいね。
ベタは人懐っこい?【まとめ】
いかがでしたか。
今回はベタは人懐っこいのかについて解説しました!
ベタは綺麗な体で人懐っこく、意外な一面もあるとても愛らしい観賞魚。
可愛いからと甘やかすことはせず、大事に育てていきましょう。